黄泉がえり 新潮文庫

梶尾真治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101490045
ISBN 10 : 410149004X
フォーマット
出版社
発行年月
2002年12月
日本
追加情報
:
16cm,476p

内容詳細

あの人にも黄泉がえってほしい―。熊本で起きた不思議な現象。老いも若きも、子供も大人も、死んだ当時そのままの姿で生き返る。間違いなく本人なのだが、しかしどこか微妙に違和感が。喜びながらも戸惑う家族、友人。混乱する行政。そして“黄泉がえった”当の本人もまた新たな悩みを抱え…。彼らに安息の地はあるのか、迫るカウントダウン。「泣けるリアルホラー」、一大巨編。

【著者紹介】
梶尾真治 : 1947(昭和22)年、熊本生れ。少年時代から小説を書き始め、’71年「美亜へ贈る真珠」で作家デビュー。短編を中心に活動を続け、代表作は『地球はプレイン・ヨーグルト』(星雲賞受賞)、『未踏惑星キー・ラーゴ』(熊日文学賞受賞)、『サラマンダー殲滅』(日本SF大賞受賞)など。’96(平成8)年の『OKAGE』の大ヒットで、ファン層を一気に拡大した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ehirano1 さん

    この物語は一体何処へ行こうとしているのか?時折登場する“彼”とは?やがて次第にというかむしろ突然に全貌が急速に明らかになっていく緩急を大いに愉しみました。三月二十五日へ向けてのラストスパートは胸が熱くなりました。因みに、本書はブックオフで購入したためか著者のサイン入りという稀本(文庫本にもサインされるのですね)、これは手放せない。しかも続編あるらしいし。

  • zero1 さん

    死者が生き返るのは果たして幸福か不幸か?古い作品を久しぶりに再読。九州で火の玉の目撃情報が相次ぐ。その後、死者が生き返ったという報告が。この現象は熊本だけ。ヒーリング効果がある。謎の【彼】とは何者?役所は戸籍の復活を取り扱うようになる。その反面、自殺者が増加。正直、後の「ツナグ」と比較すれば何段階も落ちる。テーマはいいが作者の底の浅さが見えて残念。SFファンタジーの入門としてはいいのかも。梶尾はエマノンのシリーズで知られている。

  • ehirano1 さん

    「・・・だいたい相談をしたがる人間は、相談する相手から返ってくる答えを無意識のうちに想定しているものだ。だから、自分の気持ちに同意してくれる相手こそが、最高の相談相手ということになる」。あるあるですね。職場において、仕事の相談以外の相談は要注意だと思っています。

  • テンちゃん さん

    『沢山の想いを心に残して死んだあの日』『生きて言えなかった言葉を伝えられなかったあの日』(。>д<)『悔しくて、いてもたってもいられない死者の叫びが聴こえてくるようだ』。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。『突然、大切な人が黄泉がえったら、きっと温かく迎えられると思う』➡『最期にいられる時間がわかっていたら、きっと後悔のない言葉と行動で想いを伝えるだろう』゜゜(´O`)°゜『悔いのないさよならなんてないかもしれない』『1日1日を大切に生きて、悔いのないメッセージを皆に贈りたい』🌟゜゜(´O`)°゜4.8

  • ehirano1 さん

    『・・・墓は死者のためではなく生者の心のためにあるってことか』。これ、どこかで読んだことあります(どこかが思い出せませんけど・・・)。しかしその時は「生者のため」だったと思います。本書では「生者の心のため」というのでかなりしっくり来ました!

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人物・団体紹介

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梶尾真治

1947年、熊本県生まれ。’71年「美亜へ贈る真珠」で作家デビュー。’79年には「地球はプレイン・ヨーグルト」で星雲賞を受賞、短編SFの名手としての地位を確立した。他の著書に、日本SF大賞を受賞した『サラマンダー殱滅』などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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