近鉄バファローズ猛牛伝説の深層 追憶の球団

梨田昌孝

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784583107110
ISBN 10 : 4583107110
フォーマット
発行年月
2014年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
199p;20

内容詳細

64年前、2リーグに分立したプロ野球。時を同じくパ・リーグに新加入した近鉄は「パールス」から「バファローズ」へと勇猛な愛称に変えても長く「リーグのお荷物球団」と言われ続けた。そんなチームが変貌して球団創設30年目で悲願のリーグ初制覇。以後、近鉄バファローズはその名の通り猛々しく数々の劇的なドラマをつくりだした。V1メンバーであり、そして55年の歴史に幕を下ろした最後の監督でもある著者が「奇跡のチーム」の内幕を明かす。

目次 : 序章 ドラフト2位指名―「親会社は日本一の電鉄会社。安心してお任せください」/ 第1章 運命の西本幸雄監督就任―「お前らがいるから、近鉄に来たんや」/ 第2章 捕手2人制の真実―「ワシは、妙におだてられたり励まされたりしたらアカンのや」/ 第3章 敗者が見た「江夏の21球」―無死満塁 あのとき一瞬、西本監督の表情が緩んだ…/ 第4章 非情なり「10・19」―引き分けを許されない戦いに時間が容赦なく襲ってきた/ 第5章 神様が舞い降りた劇的Vアーチ―「いてまえ打線」で見事に実践した「夢と感動を新世紀に」/ 第6章 素晴らしき仲間たち―僕のあとの近鉄第17代監督は彼にやってほしかった/ 第7章 懐かしの本拠地―週末デーゲームは藤井寺、平日ナイターは日生の変則/ 第8章 球団消滅の時―「君たちの背番号はみんな永久欠番!」/ 近鉄魂よ、永遠に

【著者紹介】
梨田昌孝 : 1953年(昭和28)8月4日生まれ。島根県出身。浜田高校からドラフト2位指名で72年近鉄に入団し、強肩捕手として1年目から一軍の試合に出場。課題とされた打撃もコンニャク打法を編み出して79年には19本塁打を放ち、球団創設初のリーグ優勝に貢献した。この79年には盗塁阻止率.536の日本記録(当時。現在もパ・リーグ記録)も達成。以後3年連続ベストナインに選ばれる。88年限りで現役を引退。93年に一軍バッテリーコーチとして近鉄に復帰。96年からは二軍監督を務め、2000年(平成12)に監督に就任。現在、NHKプロ野球解説者、日刊スポーツ野球評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • カニック さん

    近鉄一筋の梨田昌孝氏目線の回顧録。頻繁に通っていた日生球場のことや西本幸雄氏、仰木彬氏のことなど思い出深い内容でした。時代の流れだけで済まされない悔しさや悲しみも伝わってきました。ありがとう近鉄バファローズ!

  • 来訪者 さん

    野球観戦のほとんどが京セラですが、そのきっかけになったのが近鉄バファローズでした。甲子園と違って空いててのんびりビール飲みながら野球が見れるからという変わった?理由(村上春樹氏もヤクルトファンになったきっかけも同じ理由と後で知って驚きました)でしたがその豪快な野球、特にチーム防御率5点台近くで優勝に惚れチームが合併した後も応援は続けてます。数字やデータが重宝される時代になった今だから余計に懐かしく感じました。

  • 尿酸値高杉晋作 さん

    何とも切ない…ノスタルジーに浸るわけではないが、昔のパリーグは味がありますなあ。

  • アメヲトコ さん

    西本監督の就任、江夏の21球、10月19日のダブルヘッダー、北川の代打逆転満塁サヨナラ優勝決定ホームラン、そして球団の消滅まで、バファローズの伝説的場面全てに立ち会った梨田元監督による私的球団史。どのエピソードもとにかく熱く、そして泣けます。嗚呼運命の神様とは何と残酷なことか!

  • 刷子筆男 さん

    近鉄球団史、というよりは梨田の個人史(自伝)の趣きが強いが、近鉄への愛着が非常にわかる。緊急出版だったのか、誤字の多さや、おそらく「語りおろし」であろうために口語が唐突に現れる、などのツメの甘さも感じたが、「秘話」の類も多く、今はなき悲運の球団に思いを馳せる次第。昭和野球ファンにはオススメ。……それにしても、梨田にも多大な恩と愛情を受けていながら、今、再びいろいろなものを無にしようとしている中村ノリという男のダメさ加減も、この本ではつくづく思ってしまうのである。

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