民主主義を疑ってみる 自分で考えるための政治思想講義 ちくま新書

梅澤佑介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480076038
ISBN 10 : 4480076034
フォーマット
出版社
発行年月
2024年02月
日本
追加情報
:
368p;18

内容詳細

民主主義だけでは民主主義は機能しない。それを補完・抑制する自由主義、共和主義、社会主義などの重要思想を一望し、政治について考えることの本質に迫る。

【著者紹介】
梅澤佑介 : 1987年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程単位取得退学。博士(法学)。慶應義塾大学非常勤講師などを経て、現在は成蹊大学法学部政治学科助教。専門は、西洋政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ふみあき さん

    「民主主義」を補完する思想として「自由主義」「社会主義」などが章ごとに論じられており、とにかく分かりやすい。ただし「共和主義」に関しては「王の不在」が要件にならないとか、一般的な解釈とは異なっており、少し戸惑ったが、最後まで読むと理解できる。しかしスティーブン・ピンカーに対する批判は的外れ(左派の学者にありがちだけど)。彼の真意は「人間社会はこれから先も放っておけば進歩していく」なんてことじゃなく、政治的課題は客観的事実に基づいて論じられるべきだということで、ましてスペンサーの社会進化論とは無関係だろう。

  • よっち さん

    民主主義だけでは民主主義は成り立たない?民主主義を機能不全から救い出すために何が必要か、今日の政治を支える重要思想を一望してその核心に迫る一冊。政治思想が「民主政」批判から始まったことに注目しつつ、民主主義だけでなく、それを補完・抑制する原理としての自由主義や共和主義、社会主義などについても取り上げて、それぞれの歴史的展開や要点を整理していて、なぜ今政治思想が必要なのか、民主主義の意義を改めて確認するとともにその限界を認識して、その上でこれからどう考えるべきか、そのヒントがいろいろあったように思いました。

  • 小林涼太 さん

    めちゃくちゃ面白かった! 哲学を少し苦手にしていたが、かなり平易に書かれており、自分が憲法学ゼミに所属していたこともあって、今まで学んでいたことが繋がっていった。社会主義こそは少し内容が薄く感じたが、民主主義・自由主義・共和主義の内容はめちゃくちゃ濃く体系的にまとめられているように思う。特に自由主義からの議会主義・立憲主義への展開、共和主義を正確に捉えられたのは僕にとって大きな収穫。 多様な考え方や現代の諸問題への捉え方を知るために必要な一冊!ぜひ読んでほしい!

  • Oki さん

    習近平が「民主主義のためには独裁が必要だ。」と言っているのを聞いて何かの冗談かと思ったが、なるほど。

  • おはぎ さん

    読みやすくわかりやすい説明だった。いやぁ面白い

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

梅澤佑介

1987年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程単位取得退学。博士(法学)。慶應義塾大学非常勤講師などを経て、現在は成蹊大学法学部政治学科助教。専門は、西洋政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品