GOSICK 8 上 ゴシック・神々の黄昏 角川文庫

桜庭一樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784044281212
ISBN 10 : 4044281211
フォーマット
出版社
発行年月
2011年06月
日本
追加情報
:
15cm,306p

商品説明

シリーズファイナル! 少年と少女の未来はどこへ向かうのか!?

ついに始まった第2次世界大戦。ソヴュールもまた嵐の中へ−−ブロワ侯爵は、娘・ヴィクトリカを再び幽閉し、その超頭脳で未来を読ませようとする。そして一弥は召集され生死不明に−−大人気ミステリ感動の完結編!!

内容詳細

クリスマス当日、ヴィクトリカが所望したのは、15個の謎―必死で謎を集める一弥は、村に起こりつつある異変に気づく。それは、大いなる変化、すなわち“2度目の嵐”の前触れにほかならなかった。迫る別れと、自分の運命を正しく予感したヴィクトリカは、一弥にある贈り物をする。一方首都ソヴレムでは、ブロワ侯爵が暗躍、娘ヴィクトリカを武器に権力を握ろうとしていた―大人気ミステリ怒涛の最終ステージへ。

【著者紹介】
桜庭一樹 : 2000年デビュー。04年『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』が、ジャンルを超えて高い評価を受け、07年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞を受賞。同書は直木賞にもノミネートされた。08年『私の男』で第138回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 勇波 さん

    ヴィクトリカとセシル先生の針とインクのシーンに圧倒されました。ゾフィーの「明日のことは、明日悩むさ!」には色んな意味で救われる。。物語は後少し。読んでしまうのがもったいない★

  • エンブレムT さん

    冒頭から“2度目の嵐”がヒタヒタと近づいてくる様がなんとも不気味。でも同時に「アブリル頑張れ〜♪」ってな明るい展開も楽しめる。この作品は、映像のようにシーンを1つ1つ追いかけていくと楽しめるんだな〜などと、怒涛の最終ステージで今更なことを思った私です。迫りくる別れの時を感じ取りながら穏やかに過ごす年越し。そして1925年の朝が訪れ、物語は大きく動き始める。個人の力では太刀打ち出来ない、歴史という大きなうねりに飲み込まれて。・・・「残りあと1冊で、この大風呂敷は畳めるのか!?」ってな心配を抱えたまま(笑)

  • くろり - しろくろりちよ さん

    『ゴシック』最終巻・上。始まりは、クリスマスの日。ヴィクトリカの誕生日。急激に変わる風向き。村に溢れる都会の人々。予言通りに、嵐の中で二人は引き裂かれて…それでも久城がヴィクリカに残した金色のペンダントと、ヴィクトリカが自分自室に刻んだ久城の手紙の文字。いつか嵐が過ぎたあとは、二人が生きて出逢えるように…。ヴィクトリカの父親のオカルト傾倒は許しがたいけどね…グレヴィールをとりあえず信じて下巻へ!

  • た〜 さん

    ついに吹き荒れはじめた「二度目の嵐」それに立ち向かうヴィクトリカが健気。

  • poke さん

    二人の想いが切なくては泣きそうになる。初めからわかっていた展開だとしても切ないよ。これからどうなっていくのか、急いで下巻へ。

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