消えたイングランド王国 集英社新書

桜井俊彰

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087208146
ISBN 10 : 4087208141
フォーマット
出版社
発行年月
2015年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
237p;18

内容詳細

1066年「ノルマンの征服」により統一イングランド王国は142年間の短い歴史に幕を下ろした。それは、外敵の来襲を迎え撃ち、斃れていったアングロサクソン戦士たちの誇り高き戦いの歴史でもあった。

【著者紹介】
桜井俊彰 : 1952年、東京都生まれ。エッセイスト、歴史家。1975年、國學院大學文学部史学科卒業。1997年、ロンドン大学ユニバシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)史学科大学院中世学専攻修士課程(M.A. in Medieval Studies)修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Koning さん

    七王国後の統一イングランドからノーマンコンケストまでのアングロサクソンの英雄挽歌というか、やはりモルドンの戦いとヘイスティングズの戦いのあたりは相当思い入れもあるんだろうなぁという感じ。マルドンの戦いに関しては著者による翻訳が巻末にあって、古英語の変化表の先にたどり着くとこんな美味しいもんもあるんだよといういい具合の見本になってて楽しい。しかし、アングロサクソンの勇者たちへのリスペクト具合がハンパないです(笑)。で、途中ウェールズの脅威なる項目でグリフィズ・アプ・ルウェリンというのが出てくるのだが(続く

  • キャプテン さん

    ★★★★☆_「世界はきっと、ぼくのものフェア」第四弾、ノルマンコンクエスト編。142年間。ケルト人から奪い取ったイングランドの地に、アングロサクソン人が覇を唱えた期間。デーン人たちが、フランス人たちが押し寄せて、イングランド王位を略奪していく。流転する王位。押し寄せたフランス人たちも、生粋のフランス人ではなく、もとはヴァイキングなのだから、人類史の虚しさのようなものがそこにはある。誰のものでもないものを奪い合い、殺し合い、生かし合う。その虚しさに命をかけた戦士たちの征服の歴史。イングランド行ってみたいな。

  • kasim さん

    アルフレッド大王やクヌートの名前以外はほとんど知らない時代についての本で、面白かった。サクソン人、ヴァイキング、ノルマン公国の三つ巴は敵と味方がくるくる変わり、内輪もめも多く、東欧も巻き込むスケール。兄弟が相争い(長子相続がないみたい)、勝つためには仇敵とも組む。二代、三代と因縁が重なるうちにごちゃごちゃに。サクソン最後の王ハロルドはヴァイキング名(ハーラル?)を帯びる。国なんてものへのこだわりは少なくて当然の時代だけど、王の正統性って何だろうとつくづく思う。血統、地縁、良き統治者であること?

  • fseigojp さん

    アーサー王伝説などのバックボーンとして勉強した 日本史好きなら戦国武将の知識は必須 西欧でも,事情は一緒

  • なつきネコ さん

    ヴィンランド・サガを読み、クヌートが気になり読んだ。アーサー王からノルマン・コンクエストまで知らなかった。エドモンド剛勇王とクヌートは良き敵だった。個人的にトルケルが勇士ウルフケテルを倒した説がある一文にあの後も暴れていたんだなとホッとした。クヌートは寛大にイングランドを統治していた。だからこそイングランド国民は後のウィリアムを見誤りフランス系の王に支配される国となった。巻末に乗っていた散文詩「モルドンの戦い」は胸を熱くさせた。作り手がビュルフトノースと共に同じ場所で散った同胞への思いを強く感じる。

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