日本人はなぜ臭いと言われるのか 体臭と口臭の科学 光文社新書

桐村里紗

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334043582
ISBN 10 : 4334043585
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
追加情報
:
272p;18

内容詳細

調査によれば、在日外国人の7割が「日本人の口臭にがっかりした経験」があるという。35歳以上の日本人の8割が歯周病とのデータもある。無臭社会日本、と言うが、本当にそうなのか。「自分は臭わない」「外国人に比べれば体臭は少ない」との思い込みは正しいのか?「加齢臭」「ミドル臭」「スメハラ」などの言葉が流行する昨今、「気にしすぎ」と一刀両断してよいのか。医師の視点でみると、口臭や体臭は、健康のバロメーター。体の「危機」を知らせるシグナルだ。表面的ではない、真のにおい対策は、根本的な健康増進につながるのである。本書では、予防医学を専門とする内科医が、そもそもにおいとは何かにはじまり、におい物質と嗅覚や脳の関係、また口臭や体臭の種類や原因となる疾病に対策について、わかりやすく解説する。

目次 : はじめに―実は、臭い!?残念な日本人/ 第1章 「におい」を知る/ 第2章 「臭う」は、不健康/ 第3章 「口臭」の正体と、その対策/ 第4章 「体臭」をコントロールする/ 第5章 「香り」のデザイン―自分も周りも快くする

【著者紹介】
桐村里紗 : 1980年岡山県生まれ。2004年愛媛大学医学部医学科卒。内科医・認定産業医。治療よりも予防を重視し、最新の分子整合栄養医学や生命科学、常在細菌学、意識科学、物理学などをもとに、執筆、webメディア、講演活動などで、新しい時代のライフスタイルとヘルスケア情報を発信。監修した企業での健康プロジェクトは、第1回健康科学ビジネスベストセレクションズ受賞(健康科学ビジネス推進機構)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ニッポニア さん

    かなり面白い。以下メモ。におい分子が箒のような嗅毛に付着し、においを感じる。柔らかい食事が口臭の原因、噛み唾液を出すことを意識する。歯磨きは寝る前と寝起きのみ、世界の常識、食事後は不要。口の高圧洗浄機登場、これ効果的。加齢臭の改善は誰でもできる。足臭は湿度と最近により誰でも起こる。頭皮は洗いすぎると油をさらに分泌する。改めて、シャンプーはやめる。肝機能低下で体臭はキツくなる。香害と言われないために、意識。匂いは体調と深い関係にある。世界のマーケットに乗るな、匂いをビジネスにする動きは歓迎すべきか。

  • 真香@ゆるゆるペース さん

    鼻が良いのか、人様の体臭や口臭をすぐに感じ取ってしまう。好ましく感じる人や特に何も感じない人がいる一方、不快になるニオイを発してる人も一定数いるので、反面教師にして気を付けている。たまにいい香りがすると言っていただけることもあるけど、それでも変なニオイをまき散らしていないか不安は拭えない。臭わせないためには、基本だけど生活習慣を整え、健康になることが重要だそう。今まで自己流で行っていたケアも、正しい方法が分かったので今後取り入れていきたいと思う。臭いと匂いを制して、自分も周りもハッピーになれたらいいな!

  • デビっちん さん

    同じニオイでも好き嫌いがわかれたり、ニオイが強烈な料理がなぜ食べられるか、自分の臭いには気づきにくい嗅覚のトリックの理屈なんかが知れて有意義な内容でした。歯磨きをする効率的なタイミングや入浴方法も学べました。周囲の人のためだけでなく、自分自身のために、臭いのマネジメントをする必要があります。病気は治すよりも、予防した方が時間もお金もかかりませんからね。

  • zoe さん

    臭いとは嗅覚で感知する刺激。不快か快は本能もあるが、学習も大きい。偏桃体がオカシイと臭わない。臭いで記憶が蘇ること=プルースト効果。4つの基準。質・強度・忍容性・広範性。口腔内の炎症と病気の関与。推奨される歯のケアのタイミングがある。口腔水流洗浄器はいいらしい。エプソムソルトがいいらしい。エンテロタイプ。バクテロイデス型、プレボテラ型、ルミノコッカス型。相手に不快臭を感じて、勇気をもってそれを指摘するとき、健康について心配していることが多い。自分のことを臭いと思っている人は、実はあまり臭くない。

  • tomatobook さん

    外国人は腋臭が多いのに対し、日本人80%罹患率の歯周病も一因で口臭が多いのだそう。においには慣れがあるので自分のにおいには気づかない。規則正しい食生活や睡眠はもちろんのこと、正しいブラッシングのタイミングと方法はすぐ実践できる。食後すぐではなくおよそ60分後、起床後と就寝前。毎食後には磨くより食べかすを取り除くことが大切。唾液を侮ってはいけない。歯磨き粉は研磨剤、界面活性剤、発泡剤の入っていないもの。便のにおいの成分の代表であるインドールやスカトールの濃度を薄めると花のにおいに変化するとはビックリ。

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桐村里紗

1980年岡山県生まれ。2004年愛媛大学医学部医学科卒。内科医・認定産業医。tenrai株式会社代表取締役医師。臨床現場において最新の分子整合栄養学やバイオロジカル医療・腸内フローラ研究などをもとにした予防医療、生活習慣病から終末期医療まで幅広く診療経験を積む。生命科学、常在細菌学、意識科学、人文

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