桂枝雀のらくご案内 枝雀と61人の仲間 ちくま文庫

桂枝雀

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480029393
ISBN 10 : 4480029397
フォーマット
出版社
発行年月
1996年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
15cm,269p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • Akihiro Nishio さん

    東京出張の時に時間ができれば寄席に通うようになり10年になるが、大阪出張は少ないため上方落語に親しむ機会は少ない。その上方落語の大横綱である亡き桂枝雀が、自分の持ちネタ60席を、その噺を会得した経緯や、その解釈、演じる上で気を付けているポイントなどを与太話とともに語ったものである。同じ噺でも江戸落語とサゲが違ったり、解釈が違ったりで興味深く読めた。もう枝雀さんの落語を聞く機会はないが、もっと上方落語を聞く機会を増やしたい。

  • ソルト さん

    「枝雀寄席」をTVで観る為に、土曜は大急ぎで学校から帰っていた。お腹を抱えて笑ってる私に「何がそんなに可笑しいの?」と母。母は「事実にしか興味が無い」と言い放つ人。小説を読めば1ページ目で寝る、と自慢してた。枝雀さんも小説は山本周五郎以外は読まなかったらしい。書物に対しては「読むからにはプラスにならなければならない」と。落語は「演者と聞き手のお互いが一定の約束事をベースにして遊ぶ」「頭の体操」だと言う。枝雀さんの落語がまた聴きたい。つくりものの中にリアリティを感じた時の快感に酔いたい。

  • a43 さん

    ファンのバイブル。 とりあえず、60席は全て聞いて(見て)から読みたかったので、時間が少しかかった。枝雀師の為人、私生活、師弟関係などものぞける。エッセイ的解説書。お好きだという浄瑠璃もタイトルが明らかになっていたので、いずれ聞いてみたい。

  • かもい さん

    枝雀師が「持ちネタ」とした発刊当時の60席の解説と言うかエッセイ。噺の内容とは全く関係のない項もあるが、喋り口調そのままに落語のこと師弟のこと自身のことについて語る内容は常に挑戦する貪欲で真摯な人柄を偲ばせる。「たちきれ」への思いも再三述べられており、枝雀落語で聞きたかったなあと詮無い思い。親子丼を食べられるようにならんとあかんかったんやなぁなんて思ったり。

  • ぶんぶん さん

    桂枝雀の持ちネタ六十一席を披露した文庫。 一席一席に愛着を込めて、師匠の話、弟子の話、取り巻きの話を交えて独特の話法で進める。 とにかく真面目な性格が良く判る作品になっている。 確か、「うつ病」を患って自殺したんじゃないかな、言葉の端端にその兆候が見え隠れしている。 しかし、凄い人だったんだなぁと思う。 思えば「破天荒」な芸風でした、一種通じるものを感じた。 ビデオ見直して観ようかな・・・

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