栗林忠道 硫黄島からの手紙 文春文庫

栗林忠道

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167773014
ISBN 10 : 4167773015
フォーマット
出版社
発行年月
2009年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,200p

商品説明

映画「硫黄島からの手紙」の栗林中将、41通の奇跡の手紙。
太平洋戦争最大の激戦地、硫黄島。米軍が恐れた名将栗林中将は、日本との連絡が途絶えるまでの8カ月間、家族に手紙を送り続けた。

内容詳細

「私の事はどうなってもいいものと覚悟をきめて、子供等と共に強く強く生きぬいて下さい」。太平洋戦争の激戦地、硫黄島。緻密な防御戦術で米軍を恐怖に陥れた名将は、日本本土との連絡が途絶するまでの8ケ月間、家族へ愛情あふれる手紙を送り続けた。書簡全41通を完全収録。半藤一利氏による詳細な解説と注・年譜を付す。

目次 : 硫黄島からの手紙/ 硫黄島の戦闘の意味すること

【著者紹介】
栗林忠道 : 明治24(1891)年7月7日、長野県生まれ。同44年長野中学卒業、大正元(1912)年陸軍士官学校に入学(26期)。同3年卒業。同6年陸軍騎兵学校入校。同9年陸軍大学校入学(35期)、同12年卒業後、アメリカに留学。昭和18(1943)年に陸軍中将に任ぜられ、留守近衛第二師団長。翌年第一〇九師団長として硫黄島に着任。同20年3月17日、陸軍大将に昇進。20年3月26日戦死

半藤一利 : 昭和5(1930)年、東京に生れる。作家。28年、東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役、同社顧問などを歴任。平成5(1993)年「漱石先生ぞな、もし」で第12回新田次郎文学賞、10年「ノモンハンの夏」で第7回山本七平賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • とくけんちょ さん

    とても強い人です。激戦地である硫黄島の日本軍指揮官の家族にあてた手紙。50を越え、苦しかったり、辛かったりしただろう。想像を絶する体験だったろう。しかし、手紙には、おくびにも出さぬ。弱音は決して吐かぬ。全てを噛み締めて飲み込む、郷のため。そして言う、散るぞ、悲しき。

  • 北本 亜嵐 さん

    4月の安倍総理大臣のアメリカ訪問の際、上下両院でのスピーチで名前が挙がった「栗林中将」(現・衆議院議員の新藤義孝氏は孫にあたります)どんな人だろうと思い、手にとったのがこの本。赴任先から子供達や妻に宛てた絵手紙や手紙を読むと「日本陸軍で一番優秀な指揮官」ではなく、一人の父・夫としての優しい素顔、細やかな愛情に溢れた手紙の数々に胸が熱くなった。もっと知られてもいい人物なのではないだろうか。

  • C-biscuit さん

    古本購入。戦争の本であるが、タイトルの通り、栗林忠道中将が家族に向けて硫黄島より送った手紙が全て紹介されている。非常に人間味のある内容であり、夫として父としての顔が垣間見える。手紙であっても子供の成長を心配するような優しさと、戦争時であり、戦場でも堂々とした担が練られた人物を感じることができる。激戦地硫黄島というのがぼんやりとしか理解できてなかったが、後半には戦地の振り返りもあり、やはり重要な拠点であったことが改めて理解した。また、手紙以上に栗林中将(大将)の人間性が素晴らしいのだとあらためて感じる。

  • inarix さん

    『(前略)……此の様な大戦争も起らず普通だったら、今頃はお前達も勿論私も随分幸福に愉快に暮らして居れたろうに、今は此の始末で何と思ったって仕方がない。』 留守を守る妻には労り深く。自分亡き後、残された家族を支えなければならない長男には厳しさを込めて。長女には丁寧に勉強や進路の指導を。まだ幼い次女にはひたすら優しく、「お父さんは元気ですよ」と──。 太平洋戦争最大の激戦地・硫黄島から、栗田忠道中将は東京に暮らす家族へと、愛情あふれる書簡を認め続けた。赴任から八ヶ月間の全41通を完全収録する一冊。

  • モンドノスケ さん

    青山繁晴さんの「ぼくらの祖国」を読んで、栗林忠道中将について知って、興味を持って図書館で借りて読みました。 本当に、家族思いな人なのだろうなと推測した。随所に遠い離れたところからでも子供たちの成長を 心の底から願う父親の気持ちが現れていて胸があつくなった。

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栗林忠道

明治24(1891)年7月7日、長野県生まれ。同44年長野中学卒業、大正元(1912)年陸軍士官学校に入学(26期)。同3年卒業。同6年陸軍騎兵学校入校。同9年陸軍大学校入学(35期)、同12年卒業後、アメリカに留学。昭和18(1943)年に陸軍中将に任ぜられ、留守近衛第二師団長。翌年第一〇九師団長

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