栗林忠道 / 半藤一利

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栗林忠道 硫黄島からの手紙

栗林忠道 / 半藤一利

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163683706
ISBN 10 : 4163683704
フォーマット
出版社
発行年月
2006年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,173p

内容詳細

太平洋戦争最大の激戦、硫黄島の戦い。その指揮官・栗林忠道が家族に宛てた手紙全41通を収録。米軍を恐怖に陥れた名将の、優しい夫・父親としての顔が浮かび上がる。品格ある日本人の姿を知るには最適の1冊。

【著者紹介】
栗林忠道 : 1891年(明治24年)7月7日、長野県生まれ。1911年(明治44年)3月、長野中学卒業。1914年(大正3年)5月、陸軍士官学校卒業。1917年(大正6年)10月、陸軍騎兵学校入校。1920年(大正9年)12月、陸軍大学校入学。1923年(大正12年)11月、陸軍大学校卒業。1945年(昭和20年)3月17日、陸軍大将に昇進。3月26日、戦死。享年53(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • やじ さん

    未だ硫黄島の地に眠る、栗林忠道中将から、家族へ宛てた書簡全41通を完全収録。劣悪な環境の中、奥様へ、冷えないように腹巻をしなさいとか、床下から吹き上げる風を防ぐ為にこうしなさいとか。たこちゃんへは優しい言葉で。長男の太郎さんへは、これから一家を背負い、守って行くために厳しい事や心構えが書かれていました。息子への手紙は、男子たる者、こうでなければならぬという姿を教えて頂きました。厳しくも温かな人柄が偲ばれます。

  • skip さん

    硫黄島で陣頭指揮を執り、死を決意した栗林中将が家族に残した言葉である、と思って読みました。二度と会えない家族に宛てた手紙に、自分なら何を書くだろう…。栗林中将はなぜ、この言葉を選び、この文章を残したのか…。言いたいことはたくさんあって、でもその手段は極限されているからこそ、難しいことより単純なこと、遠い未来より近況になったんだろうか…、などとレベルの低い感想を持ちながら読み進めました。現地の責任者としての苦悩や愚痴がほとんど無いところが凄い。この本は、「硫黄島の戦闘の意味すること」から先に読んだ方が良いと

  • 井戸端アンジェリか さん

    妻には優しく長男には厳しく、毎通毎通が遺書のようでせつない。特に末っ子に宛てた手紙『たこちゃん!』には愛が溢れていてジンワリしました。一部で変な噂も見聞きして、自決だったら嫌だな、と思いながら読んでいたので、これで良かったはおかしいけれど、あっぱれ栗林師団長!を贈りたい。  それにしても、硫黄島だけでも2万人近く戦死した意味はあったのかね。

  • Ken.T さん

    映画『硫黄島からの手紙』やテレビの特集などで知っていたが、実際に手紙を読むと広い見識を持ち知略家で鳴らした軍人というより良き夫、父であることが悲しみを誘います。既に勝敗も決して時間稼ぎが目的だと一番理解している中で、部下や家族を慮る人格や覚悟の程が素晴らしい。

  • いさ さん

    ひょんなことから手に取りました。生きて帰れないと知りながら、子供たちの誤字を直し、進路を心配し、奥様の体を労る。温かさに涙が出ました。

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