愛より優しい旅の空 鉄道旅ミステリ 2 角川文庫

柴田よしき

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041034583
ISBN 10 : 4041034582
フォーマット
出版社
発行年月
2015年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
482p;15

内容詳細

この旅が終わるとき、あの人に会える――。鉄道ミステリ第二弾
行方不明の叔父の足跡を追って、ひたむきに列車に乗り続ける香澄だが、さまざまな人々との出会いを通じ、少しずつ変わってゆく。新しい恋が芽生え始めた矢先、新たな情報が入って……。

【著者紹介】
柴田よしき : 1995年、『RIKO―女神の永遠―』で、第15回横溝正史賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • hiro さん

    前作と同様、偶然が重なることが多い鉄道旅ミステリだった。しかし、以前『鉄道ファン』『鉄道ジャーナル』を毎月読んでいた‘鉄’にはぴったりの本だった。特に最後の香澄が寛也と、高之の情報をもとめての東北の旅では、復旧にあたってクウェートの支援があったことを、恥ずかしながら初めて知った。また被害地以外のところで暮す人達に、理由なんか何でもいい、物見遊山でも野次馬でも何でもいいから、ここに来て貰いたいという、被災地の声も知ることができた。このシリーズで登場した秘境駅を知りたくて、秘境駅の写真集を図書館で予約した。

  • みかん🍊 さん

    鉄道旅シリーズ第2弾、今回は恋愛エッセンスが濃いが、歌う列車京急、常磐、南阿蘇鉄道、小海線、東北本線、釜石〜山田〜三陸鉄道、どれも乗ってみたくなります、鉄道旅ミステリーですが人が殺されるのではなく、鉄道をきっかけに謎を解く旅、人とのふれ合い、一緒に列車に乗っている人達と同じ旅をしている、そして列車は何処までも続く、空の旅の入口までも。今回で香澄の旅は終わりそうですが、後書きにも書かれていたので、是非また鉄分多めの作品を、今度は身近な紀勢本線あたりで書いて貰いたい。

  • ぶんこ さん

    特急よりも各駅停車の旅が好きですが、羽田へ行くモノレールの各駅毎に思いを馳せるというのは新鮮でした。歌う電車というのも知らなかったし、三陸鉄道の各駅に愛称が付いているのも知りませんでした。田老と島越駅には行っているのに、どこかに書いてあったのでしょうか?偶然とはいえ東北の被災地の話の他に、南阿蘇の事も書いてあり複雑な気持ちです。香澄さんが旅した熊本。絶滅危惧種の蝶を探しに来たのが、東北で夫を亡くした女性だったのも、今となっては怖いほど。たくさんの人が身の上話をする事にも驚かされた物語でした。

  • ゆみねこ さん

    失踪した叔父を探して鉄道サークルに入った香澄。大学を卒業し院生になり、叔父への想いも変化してくる。探し求めた叔父タカ兄さんの消息を愛する人とたどることが出来、良かったと思えました。これで鉄道旅シリーズが終わってしまうのは少し寂しいですね。新幹線での移動中に読みましたが、ローカル線の中で読みたかったなぁ。

  • しょーくん@本棚再編中 さん

    ★★★★★★☆☆☆☆一般的なトラベルミステリーと違い、鉄道愛満載の内容なのが、このシリーズの持ち味ですね。一つの区切りを迎えたようですが、まだまだ続いてほしいシリーズです。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品