地名の研究 講談社学術文庫

柳田國男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062922838
ISBN 10 : 4062922835
フォーマット
出版社
発行年月
2015年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
320p;15

内容詳細

有名な「大きな地名」よりも、小字などの「小さな地名」に着目した柳田の真意は何か――近代日本の地名学の源流となった名著。解説・中沢新一。

【著者紹介】
柳田国男 : 1875年兵庫県生まれ。1900年東京帝国大学法科卒業。農商務省に入ったのち、法制局参事官、貴族院書記官長などを歴任。日本民俗学樹立の功績により、1951年文化勲章を受けた。1962年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 獺祭魚の食客@鯨鯢 さん

     地名にはその地の神「地霊」がその土地を守っている。天皇家の氏神「神明社」は「伊勢神宮」の分社であり、古事記とは天皇家の王化の物語である。  地元川崎にもいくつものその痕跡が残されている。 「加瀬」は「賀勢」即ち「伊勢を賀(いわ)う」であり、天皇家の直轄地である屯倉「橘花」があった。倭建命の后弟橘媛(オトタチバナヒメ)とも関係する。  「宮内」は藤原氏の「春日神社」の勢力圏内としてそう呼ばれた。「鹿島田」は「鹿島の田」の意であり鹿島神宮との繋がりで藤原氏と関係している。どちらにも藤原家の荘園があった。

  • 魚京童! さん

    國男だからいいんだよね。難しい問題しかないよね。歴史は勝者のものだから、弱者は地名に名前を遺す。そして連綿と引き続く。核戦争するしかない。

  • まな さん

    高尚過ぎました(ー ー;) 下ネタ的な?ところも、当然、学術的で付け入る隙がありませんでした。

  • 鯨、或は山田 さん

    国ではなく民の生活の跡である細やかな地名。それは目印が固有名詞を獲得していく過程でもある。

  • じぇにぃ さん

    慣れない文体でなかなか読むのに苦労した…。特徴的な地形や要素があるだけでなく、そこに地名をつける必要性があって初めて地名になる、という考え方がまず頭になかったのでなるほどと思った。歴史にするとは忘却に抗うことなんだなとふと思った。

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