CD

落語名人会41 柳家小三治17 「死神」

柳家小三治 (十代目)

基本情報

カタログNo
:
SRCL3613
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

グリム童話から生まれたというめずらしいタイプの噺。サゲもかなり特異で、その分バリエーションも多い。三遊亭円生が名演で有名。
「死神」...食いつめて死のうと思った男の前に、現れたのは死神。前世からの深い縁とやらで、助けてもらうことになった男だが、なぜか医者になることを薦められる。なんでも、死神を見れるようにしてやったから、頼みに来た患者の家に行って、死神がいればあるまじないをかければいいという・・・

内容詳細

「死神」は円生が演じたものが強烈で、そのイメージからなかなか抜け出せないでいたが、小三治はそれを見事に一新して独自の小三治ヴァージョンのサゲを作り上げた。死神の雰囲気、主人公の心理描写などなかなか見事に演じ切っている。独演会での録音。(岡)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. 死神

ユーザーレビュー

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私は、この死神では、圓生さんの口演が頭の...

投稿日:2023/04/13 (木)

私は、この死神では、圓生さんの口演が頭のてっぺんからつま先まで詰まってますので、なかなか他の落語家で聞くのを避けていましたが、小三治さんならどのような演じ方になるのだろうと興味深く購入しました。私は関西在住で、関西の落語家では死神は滅多に演じられません。 主人公やおかみさんの演じ方は圓生さんとほぼ同じのように思えますが、死神では圓生さんはこの表現が的確かはわかりませんが、不気味な中にも厳格な死神で声のトーンも抑え気味でしたが、小三治さんは、2のせん、3のせんの中間で声のトーンもやや高めで明るい死神のようでした。小三治さんなりの工夫だと思いました。死神でよく話題になるのはサゲです。圓生さんは、ローソクが消えたと同時に高座で倒れる仕草オチでしたが、小三治さんは同じ仕草オチでも、一度寿命のローソクの火が繋がり生き延びた瞬間くしゃみでローソクの火が消えて倒れるサゲでした。TVドラマ死神でもこのサゲで終わっていました。どちらが良いかは個人の好き嫌いになりますが、前者はある程度結末が予想できるサゲであるのに対し、後者には意外性(どんでん)があり前者のサゲを踏まえた工夫が感じれるサゲだと思います。この死神はCDではなく、映像で見たい落語ですね。

k.k さん | 大阪府 | 不明

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人物・団体紹介

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柳家小三治 (十代目)

1939年(昭和14)東京都新宿区出身。1959年(昭和34)五代目柳家小さんに入門、前座名小たけ。1963年(昭和38)二つ目昇進、さん治に。1969年(昭和45)抜擢で真打昇進、10代目柳家小三治襲名。2010年(平成22)より落語協会会長。

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