私にふさわしいホテル

柚木麻子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594066833
ISBN 10 : 4594066836
フォーマット
出版社
発行年月
2012年10月
日本
追加情報
:
227p;19

内容詳細

「元アイドルと同時受賞」という、史上最悪のデビューを飾った新人作家・中島加代子。さらに「単行本出版を阻止される」「有名作家と大喧嘩する」「編集者に裏切られる」etc.絶体絶命のトラブルに次々と襲われる羽目に。しかし、あふれんばかりの野心と、奇想天外なアイデアで加代子は自分の道を切り拓いていく―。何があってもあきらめない不屈の主人公・加代子。これぞ、今こそ読みたい新世代の女子下剋上物語。

【著者紹介】
柚木麻子 : 1981年、東京都生まれ。立教大学文学部フランス文学科卒。2008年、「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞。2010年、受賞作を含む『終点のあの子』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • てるゆき! さん

    遅咲き新人女性作家の成り上がり物語。
    ようやく新人賞受賞したものの、待ち受けるのは、さまざまなトラブル。
    しかし、野心あふれる彼女の不撓不屈な行動に笑えて、
    文学界・出版業界を巡る裏事情が楽しい物語。

    最初数ページ読んで、今回はおしとやかな展開なのかと思いきや、
    そこまでするか!のドタバタ劇に。

    新人作家・中島加代子と、文学界のドン・東十条、
    それに、先輩でもあり大手出版社の編集者・遠藤の3人の視点で展開される。

    特に、佳代子と東十条の掛け合いが爆笑。
    『スポットが当たらなかったら、スポットの前に飛び出せばいい。
     そう、それが成功する最速のルール』が信条。

    罵り合い、騙し合いつつも、お互いに、その文章力・力量は認めていて、
    ドロドロした感じは全く無く、笑って読める。
    かつてのコンビだった編集者・遠藤に、陰で二人を酷評しているの聞いて、
    お互い協力したり、東十条の本宅まで居候して、彼の妻と愛娘まで味方にしてしまったり
    と展開が面白い。

    その中にも、文学界・出版業界の裏事情も織り込んでいて、
    それって、書いて干されないのかなとヒヤヒヤする。
    新人賞の出来レースって、あのタレントかなとか、
    文壇のドンで、濡れ場描写・直林賞(直木賞)選者といえば、あの作家かなとか。

    そして、一般読者からの酷評が目に入りやすい現代ネット社会。
    大量消費される文学と、薄学な読者のから軽々しい批判。
    執筆するたいへんさという作家の心の声を聞いた。

    後半、加代子の復讐劇完了。
    『読解力のない人間』
    そこに、読者に対する挑戦を感じた。

    最後、編集者・遠藤の言葉。
    『作家に必要なのは、執念とハッタリ、そして己の力で取り戻すイノセンス。』
    イノセンスとは、「物語を書きたい」という純粋な気持ちということだろか?
    これからの作家を目指す者へのエールで締めくくられているように思えた。

  • SEN Miura さん

    小説家志望の演劇部出身の女性が、創作と演技と機転を利かせて、
    有名作家になっていく姿を描いた作品。
    団塊世代の有名作家、東十条宗典とのやりとりがとっても面白い。
    特に鮫島賞を獲るための作戦と会話!

    だが、面白いだけではない。
    同じように、スポットライトを浴びているのに、
    あたかもそこに存在していないかのような扱い。。。

    そして、臥薪嘗胆のように、
    その時の屈辱を決して忘れずに、むしろ糧にして這い上がり、
    仕返しをしていくところが、不気味さ、いっぱいであると同時に、
    感情の生き物である人間の本性をうまく描いているような感じ。

    最後のまとめ方は、やや乱暴な感じもするけど、
    うまく創ったな、という感じ。

  • ねこくん さん

    アイドルと同時に文学賞を受賞。ついてない作家の逆襲。設定は面白いかもだけど、あまり好みじゃなかった。

人物・団体紹介

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柚木麻子

1981年東京都生まれ。2008年、「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞。10年に同作を含む『終点のあの子』でデビュー。『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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