あまからカルテット 文春文庫

柚木麻子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167832025
ISBN 10 : 416783202X
フォーマット
出版社
発行年月
2013年11月
日本
追加情報
:
270p;16

内容詳細

女子中学校の頃から仲良し四人組の友情は、アラサーの現在も進行中。ピアノ講師の咲子、編集者の薫子、美容部員の満里子、料理上手な由香子は、それぞれ容姿も性格も違うけれど、恋に仕事に悩みは尽きず…稲荷寿司、甘食、ハイボール、ラー油、おせちなど美味しいものを手がかりに、無事に難題解決なるか!?

【著者紹介】
柚木麻子 : 1981年、東京都生まれ。立教大学文学部フランス文学科卒。2008年、女子校でのいじめを描いた「フォーゲットミー、ノットブルー」で第88回オール讀物新人賞を受賞。受賞作を含めた単行本『終点のあの子』でデビューし、繊細な心理描写で注目される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しんごろ さん

    仲良し四人組女性達の料理が絡んだお話(^o^)面白かったです(^o^)ひとつひとつの話がハッピーエンドで終わると思ったんですが、そうでもなく『胸さわぎのハイボール』はジーンときました(T_T)ドラマ化しても面白そうだし、続編の要素もあるねえ(^o^)再読時のBGMはもちろんサディスティック・ミカ・バンドだね(^_^)v

  • 風眠 さん

    視覚、嗅覚、触覚、聴覚、そして味覚。情景の記憶、匂いが誘う記憶、触ってみて確認する記憶、音楽が連れてくる記憶、いろいろな記憶。その中でもとりわけ、味の記憶というものは別格だと私は思う。「そうそう!この味!」という分かりやすい記憶もあれば、味は忘れてしまったけれど、子どもの頃に食べた給食やおやつの味が急に恋しくなったり。そういう郷愁とか感傷的な何かを、ふっ、と呼び覚ますのが味覚の記憶だと思う。中学時代からの親友・アラサー女子四人組が織り成す、食べものと友情の物語。どの食べものも美味しそうで困る、あぁ困る!

  • 馨 さん

    咲子、由香子、満里子、薫子、学生時代からの親友4人が1人の悩みや困りごとの為に残り3人で精一杯力になる物語。咲子の話では無性においなりさんが食べたくなりました。こんなふうに親友のために尽力したりされたり、いざというときは皆がいるからと思えるような深い仲間がほしかったなぁと思います。また、自分は誰に近いだろうと考えたとき、咲子に憧れる薫子、性格は満里子だなと思いました。登場人物の生い立ちやキャリア等読み手に少なからず共感できるような設定もまた良かったです。

  • zero1 さん

    友達は大切だが頼るって難しい!中学からアラサーまで続く4人の友情物語。花火大会でピアノ講師の咲子が出会った稲荷寿司の君を探せ!料理ブログが人気の由香子はネットの悪口で意気消沈。引きこもる。今度は甘食のノンちゃんを探す。編集者の薫子と美容の満里子も参戦。ハイボールとラー油は美味しそう。最後は大雪の大晦日におせちでピンチ!厳しい現実かと思ったら、希望の残る結末に。ご都合主義だがアッコの柚木だからこその一冊。解説は酒井順子。女性=ドロドロではなく、「男気」もあるらしい。男女で感想が異なるかも。

  • Atsushi さん

    「ランチのアッコちゃん」を読んで好きになった著者の2冊目の作品。5話からなる短編集。女子中・高以来の仲の良い4人が主人公。4人のうち誰かがちょっとした困難に遭遇したとき他の3人が協力し合ってその困難から救出するというストーリーで物語は展開します。性別を問わず、やはり友達はありがたいものと改めて実感しました。4人の個性や人物設定が見事に描かれていました。また、仲は良いものの、それぞれがたまに感じるコンプレックスや微妙な妬みなどの心理描写も実に巧妙でした。登場するお料理がとても美味しそうです。ごちそうさま。

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人物・団体紹介

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柚木麻子

1981年生まれ。大学を卒業後、お菓子をつくる会社で働きながら、小説を書きはじめる。2008年に「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞してデビュー。以後、女性同士の友情や関係性をテーマにした作品を書きつづける。2015年『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞受賞。同作は、高校生が

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