終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか? #01 角川スニーカー文庫

枯野瑛

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041040409
ISBN 10 : 404104040X
フォーマット
出版社
発行年月
2016年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
 ue
追加情報
:
296p;15

内容詳細

数年後の浮遊大陸群。次代の黄金妖精たちによる新シリーズ開幕!

〈人間〉は規格外の〈獣〉に蹂躙され滅びた。〈獣〉を倒しうるのは、〈聖剣〉(カリヨン)を振るう黄金妖精のみ。戦いののち、〈聖剣〉は引き継がれるが、力を使い果たした妖精たちは死んでゆく。「誰が恋愛脳こじらせた自己犠牲大好きよ!」「君らだ君ら! 自覚ないのかよ自覚は!」廃劇場の上で出会った、先輩に憧れ死を望む黄金妖精(レプラカーン)と、嘘つき堕鬼種(インプ)の青年位官の、葛藤の上に成り立つ儚い日常。次代の黄金妖精たちによる、新シリーズ開幕!

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読書メーターレビュー

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  • θ(シータ) さん

    「思うわけ、ないじゃない。だってわたしたち、最初から生きてないんだよ?」憧れの先輩の意志を継ぎ、次代の黄金妖精たちが紡ぐ新たな物語。新シリーズとなっても切なく救いがない雰囲気は変わらないままで何よりです。表紙は泣いている表情に変わり口絵は見覚えがあるものに。舞台はあれから5年の月日が経った浮遊大陸群。5年が経った"から"なのか5年が経って"も"なのか所々にヴィレムとクトリの残した影響が。残念ながら前シリーズは文句なしの大円団とはいかなかったけど果たして今回はどうなっていくのかな。星4つ【⭐️⭐️⭐️⭐️】

  • まりも さん

    新章開幕。嘘吐き堕鬼種の青年位官と、先輩に憧れ死を望む黄金妖精の少女の出会いから始まる物語。良いですね。切なくも儚い雰囲気を残しつつ、未熟な少年少女の青春劇として楽しめる第二部の始まりに相応しい内容になっていました。クトリに憧れた少女と、ヴィレムに似ているようで似ていない主人公の距離が徐々に近づいていく過程は、第一部とは違った面白さがあって良かったです。まだ序章なので、彼女たちの今後や第一部に出てきたキャラたちがどのようにして物語に絡むのか気になるところ。早速不穏な引きになったし、早く次巻を読みたいです。

  • よっち さん

    先輩に憧れ死を望む黄金妖精と嘘つき堕鬼種の青年位官の、葛藤の上に成り立つ儚い日常。次代の黄金妖精たちによる新シリーズ。五年前の事件で多くのものを失った青年位官・フェオドールと獣との戦いに備えて彼の元に配属されたティアットやラキシュたち。その事情を知り、それでも淡々と覚悟しているように見えた彼女たちが語る想いに納得行かないものを感じたフェオドールの言葉は、確かにティアットたちの心を揺さぶったようですね。彼らの関り合いがどう変わってゆくのか、不穏な気配も感じさせながら新たに紡がれてゆく今後の展開が楽しみです。

  • niwaniwatori さん

    綺麗に終わった前シリーズの後にどうやって話を続けるのかと思ったら、これ以上ないほどこのシリーズらしい続き方をした。考えてみれば、終わったはずの物語の後ろにずるずる続く残酷な現実というのは前シリーズ1巻からの伝統だった。美しい願いも立場を変えると残酷な悲劇のもとになるという前作のテーマが、まさかヴィレムとクトリの物語にそのまま適用されるとは。しかもそれが、前作であんなに微笑ましく描かれていたティアットの憧れを歪めてしまうとは。どこまでも皮肉で悲しくて、タイトルが変わってもなお救われてほしいと思える物語。

  • アウル さん

    新章開幕。フェオドールは口絵見ただけでは悪い感じにしか見えなかったが読んでいくにつれ、ヴィレムとは違ったいい面があるよな。確かにクトリの幻影に縛られている感が強すぎたもんな〜。そして何時ものように最後の引きがメチャクチャ気になってしまうんですが次巻はよ。

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