小惑星2162DSの謎 21世紀空想科学小説

林譲治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784265075041
ISBN 10 : 4265075045
フォーマット
出版社
発行年月
2013年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
213p;19

内容詳細

宇宙船トーチウッドの乗員は、家弓トワただひとり。他に人工知能の“アイリーン”と教育中の機械頭脳“ワトソン”だけを乗せて、小惑星帯のなかを航行中であった。人工知能は、人間と会話し、思考する。まだその域に達しない機械頭脳は、学習を積むことで人工知能へと高められるのだ。ところが、その機械頭脳“ワトソン”によって、小惑星2162DSの異変に気づかされたトワは、この小惑星の驚くべき事実をつぎつぎと発見する。しかし、そのトワを思いがけない危機が襲う!?

【著者紹介】
林譲治 : 1962年北海道生まれ。臨床検査技師を経て、1995年『大日本帝国欧州電撃作戦』(共著)で作家デビュー。確かな歴史観に裏打ちされた架空戦記小説で人気を集める。2000年以降は、科学的アイデアと社会学的文明シミュニレーションが融合した作品を次々に発表し、新時代ハードSFの旗手として活躍している

YOUCHAN : イラストレーター。Illustrator e‐space、日本SF作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Tadashi_N さん

    児童書なのに中身は本格的。

  • ひびキング さん

    最新の日本SFを体験できるこのシリーズ、子供たちだけに取られとくのは勿体ないww 人工知能ヘのアプローチなど今並行して読んでるBEATLESSとの相違点とか興味深い。最新の科学、物理学、生命科学がこれでもかと詰め込まれたこんな楽しい作品を手に取れる若者達が羨ましい。こういう読書体験が未来に繋がるのだろう。読みながら重力の使命や竜の卵を読んだあの頃を懐かしく思い返したww

  • サラサラココ さん

    小2。機械頭脳と人工知能を積んだ宇宙船乗組員が小惑星を探索する。機械頭脳と人工知能は人間との会話により学習することになっている。「なんでSFがすきなの?」→「おもしろいから」。児童書のSFも、地球と異なる環境などいろいろな設定がなされるので、そういうものをなんとなくでも分かると、面白く読めるのかも。

  • ブナ太郎 さん

    登場人物はかなり少ない。主要なメンバーは、主人公トワと一人の人工AIアイリーンと「一人」にカウントされつつある機械頭脳ワトソンのみ。話はとてもシンプルで未知の小惑星を発見するというストーリー。驚かされるインパクトには欠けるものの、綿密な科学的知見に基づくSF設定が、知的好奇心をくすぐる。どうやら本書のコンセプトが「21世紀の子供たちへ新作SFを!」らしく、その目的は十分クリアされていると感じる。SF離れが叫ばれる昨今、こういう入りやすいSF本来の面白さを味わせてくれる本が、もっと増えてくれればいいな、と純

  • 08 さん

    ブヒー、これで児童書ってすごい。子供相手だからって手を抜いたりゆるくせず、まさにSF真ッ向勝負、て感じです。勿論大人でもイケる。個人的に小惑星の設定がツボ、リアルなようでいてひしひしとロマンを感じてしまう。ワトソンカックイイ〜。それにしても素敵なシリーズ◎

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

林譲治

1962年、北海道生まれ。ナイキミサイル基地訴訟で揺れ、千歳基地が隣接するという環境で育ったため、幼い頃より軍事や防衛問題に関心を抱く。戦略シミュレーションの原案などで活躍後、作家デビュー。確かな歴史観に裏打ちされた作品で人気を集める。宇宙作家クラブおよび日本SF作家クラブ会員(本データはこの書籍が

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品