林英哲 太鼓日月 独走の軌跡

林英哲

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062180528
ISBN 10 : 4062180529
フォーマット
出版社
発行年月
2012年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
林英哲 ,  
追加情報
:
175p;18X18

内容詳細

「不思議で長い旅だった、ひと言で言えばそうなるのだろう。」「黙している間に四十年近くの月日が流れ、我々の航跡も蒼茫たる時の荒海の彼方で、もう人々の記憶にのぼることもない波の飛沫のようになった。ならば書き残すのも自分の役割と思い、ここまで綴った。」太鼓演奏様式を創り出し、大きく花咲かせた著者が初めて明かす「日本の太鼓創成期」の記録。

目次 : 私の日月/ 創造と表現/ 英哲40年の軌跡/ ディスコグラフィー

【著者紹介】
林英哲 : 太鼓奏者。1952年広島生まれ。71年「佐渡・鬼太鼓座」の創設に参加、トッププレイヤーとして活動後、81年、自身の命名した「鼓童」創成期の演出を担当するも、82年太鼓独奏者として活動を開始。84年初めての太鼓ソリストとしてNY・カーネギーホールにデビュー。国際的に高い評価を得た。97年芸術選奨文部大臣賞、01年日本文化藝術振興賞受賞。洗足学園音楽大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • bX さん

    和太鼓のソリスト、という存在すら知らなかったからこの林英哲という人物もまったく知らなかった。去年30年振りに「鼓童」を観、ハマったカミさんのために鼓童本を探していて鼓童創始のメンバーである彼を知る。本書は第一線で活躍してきた著者の40年を振り返るもの。輝かしい足跡とは裏腹にその始まりは、田耕という強烈なカリスマを持った創始者に騙されるように引きずりこまれ、佐渡の和太鼓集団に加わった忸怩たる思いを持ち続けていることを吐露する。しかしその筆致はひたむきで真面目だ。和太鼓芸術に真正面に向き合ってきた男の記録だ。

  • あまのっち さん

    神奈川県立音楽堂でコンサートを聴き、とても感動したので本を読んでみた。まず驚いたのが年齢で、演奏中は40後半ぐらいに見えたがなんと還暦を越えていた。若い!若すぎる!あの鍛えられた肉体と、まったく手を抜かない全力の演奏を目の当たりにして神聖なものを感じたが、この本を読んで納得した。音楽には人柄が出るのだと思う。真面目で多才な林さんだかこそ人を感動させることが出来るのでしょう。太鼓の第一人者の40年の軌跡。明るい内容の本ではないけれど、そういう世界があったのだという衝撃と事実に林さんを応援したくなった。

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