情報法のリーガル・マインド

林紘一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784326403349
ISBN 10 : 4326403349
フォーマット
出版社
発行年月
2017年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
307p;21

内容詳細

ドローンや自動運転車が起こした事故の責任ははたして誰がとるのか?情報通信の現場を率い、法学と経済学を収めた著者ならではの知見を駆使し、情報法の俯瞰図を描く。「営業秘密は知的財産としてではなく、秘密として管理すべき」「ヒトがデータを所有するのではなく、データがヒトと帰属関係を持つに過ぎない。あくまでもデータが主体」「情報流通の不可逆性を前提にすれば、差止と削除命令など手続的な正義実現の重要性が増す」など、情報法に特有の法的現象を摘出したリーガル・マインドを提示する。

目次 : 第1章 情報の特質と法のあり方(情報法の非連続とレイヤ構造/ 主体と客体の新しい見方 ほか)/ 第2章 法的規律の対象としての情報:有体物アナロジーの工夫と転回(「情報の自由な流通」と「公正な利用」原則/ 知的財産(情報財)の保護と著作権の代表性 ほか)/ 第3章 品質の表示と責任:情報による品質保証の可能性と限界(品質保証/ 表示の偽装と法的対応 ほか)/ 第4章 情報法の将来:情報によって法律行為を規律する(参照モデルとしての「信任」関係/ 「誤りやすい個人」と信頼関係 ほか)

【著者紹介】
林紘一郎 : 1963年東京大学法学部卒。日本電信電話公社入社。NTT民営化後、常務理事NTTアメリカ社長などを経て、97年慶應義塾大学教授、2004年以降情報セキュリティ大学院大学教授(この間2009年〜2012年同学長)。1991年経済学博士(京都大学)取得、2004年法学博士(慶應義塾大学)取得。主な著書:『ネットワーキングの経済学』(NTT出版、1989年、第6回テレコム社会科学賞、湯川抗・田川義博氏と共著で第3版(2006年))、『情報メディア法』(東大出版会、2005年、電気通信普及財団特別賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • まさやん510 さん

    情報法特有の法的現象を摘出したリーガルマインドを提示するという触れ込みで興味を持ち読んだが、なぜだかわからないが読みにくかった...所々で、著者に先見の明があった的な自慢げな記述も見られ(実際にすごい人なのは間違いないが)、頭に入りにくかった。 ちょっと腰を据えて読まないと消化できなさそうなのでまた再チャレンジしてみたい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品