林忠彦写真集 日本の作家

林忠彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784091035516
ISBN 10 : 4091035515
フォーマット
出版社
発行年月
2014年09月
日本
追加情報
:
29

内容詳細

昭和の文豪たちの傑作ポートレイト写真集

文豪写真の第一人者、故・林忠彦氏が撮影した、昭和の大作家たちの傑作写真の数々を完全網羅した、決定版写真集。あまりにも有名な太宰治の、銀座のバー・ルパンのカウンターでの1枚をはじめ、自宅で、川岸で、庭園で、茶店で・・・昭和の文豪がその作品と人柄を象徴するような場所で、その作家の本質を瞬時に切り取った傑作写真が全編に渡って展開し、まさに昭和文学の歴史の一部となっています。

その他、登場する作家は、坂口安吾、志賀直哉、武者小路実篤、谷崎潤一郎、川端康成、安部公房、菊池寛、斎藤茂吉、大佛次郎、石川淳、吉川英治、松本清張、小林秀雄などなど、総勢116名。撮影者自らが記した、貴重な撮影秘話も加え、文学好き、写真好きな社会人はもちろん、中高大学生の自由研究のテーマ資料としても、最適です。

【編集担当からのおすすめ情報】
日本で一番有名な文豪写真のひとつ、銀座のバー・ルパンのカウンターでの太宰治の1枚。実は、当初、撮影していたのは、当時の人気作家、「夫婦善哉」の織田作之助でしたが、「俺も撮れよ」と言って、酔っ払って絡んできたことから、急遽、撮影したとのこと。ついでに撮影した写真が、著者の代表作となり、その後、何百回とプリントされた逸話など、興味深い撮影秘話も必見です。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • まさむ♪ね さん

    展覧会『川端康成コレクション 伝統とモダニズム』で目にした作家たちのポートレイトがとても印象的だった。その写真の片隅に添えられていた名前がこの林忠彦。それはそれは見事なゴミ屋敷状態の部屋で筆を執り強烈な視線をカメラに向ける坂口安吾、銀座のバー・ルパンのカウンター席で会心の笑顔をみせる織田作之助、同バーのスツール上で胡座して「オダサクばかり撮ってないで俺も撮れよ!」とわめく淋しがり屋の酔っぱらい太宰治、仏のようなやさしい微笑を浮かべる谷崎潤一郎とそのつつましい妻松子、この本の題字はこの人の書鷹の目川端康成、

  • まなまな さん

    もうカッコいいの一言。文士感、オーラが紙面からだだ漏れてくる。煙草を吸う仕草が艶っぽいんだ。太宰、オダサク、安吾の有名な写真も、大判で堪能。安吾の部屋の散らかりぶりが迫ってくる。あと三島由紀夫の、手が切れそうなくらいプレスされたスーツ、変わった靴、洋館?のポートレイトも素晴らしかった。みんな命を賭けて書き飛ばしていたんだ。没頭しました。

  • 葵李 さん

    有名なルパンでの太宰治や散らかした部屋の坂口安吾などを林忠彦さんが撮影していたとは知らなかった。モノクロの写真一枚だけでその人の佇まいが伝わってくる。図書館本で見たので、いずれは手元に置きたい。

  • かんな さん

    坂口安吾の「ゴミ座敷」松本清張の「下唇」伊藤整(・д・;)そんな場所で吸わないで。撮影秘話に人となりが。

  • takao さん

    ふむ

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人物・団体紹介

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林忠彦

1918〜90。山口県徳山市(現・周南市)に、祖父が明治30年(1897)に開いた林写真館の長男として生まれる。戦中・戦後を通じ、雑誌のグラビアページを中心に第一線で活躍。太宰治や坂口安吾ら無頼派文士のポートレイトをはじめ、「居合抜きの写真術」とみずからいう、被写体と対決した人物写真で知られる。戦後

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