CD

第2交響曲『さまざまな歌』、他 高橋悠治(p)尾高忠明&東京フィル、他

林 光(1931-2012)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CMCD99044
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

カメラータ・コンテンポラリー・アーカイヴズ
新編集による現代日本人作曲家シリーズ 全10タイトル一挙リリース!

カメラータの豊富な現代作品録音の中から厳選した音源を、日本を代表する10人の作曲家別に編みなおしたCDシリーズです。
 作品初演のライヴ音源、LPからの初CD化音源など、興味深い作品の数々を、カメラータ初の1,050円(税込)というお求めやすい価格で提供します。
 若手作曲家のホープであり、自らコンサート企画の監修者を務めるなど、現代作品に造詣の深い川島素晴氏をシリーズの監修者として迎え、ブックレットには解説文を掲載しています。
 オリジナル・テープよりリマスタリングを行ない、さらに原音に忠実に、最新技術により音質も向上。
 現代作品の多面的な魅力を存分に堪能できる内容であり、資料的にも貴重なものです。(カメラータ)

林光[1931-]:作品集

『歌』の作家が綴る虚飾のない音世界。交響曲から歌とフルート、ギター作品まで。

(1) 第2交響曲『さまざまな歌』(1985)
(2) ソプラノとフルートのための『道』(1966)
(3) ソプラノとフルートのための『子供と線路』(1966)
(4) ソプラノとフルートのための『空』(1968)
(5) 波紋(1964)

 高橋悠治(ピアノ)(1)
 尾高忠明(指揮)(1)
 東京フィルハーモニー交響楽団)(1)
 藍川由美(ソプラノ)(2-4)
 中川昌巳(フルート)(2-4)
 鈴木一郎(ギター)(5)
 録音:1977,85年/埼玉 ほか

内容詳細

林光は“歌”の作曲家だと言われる。歌う、詠む、口ずさむ……歌は人間の心のうつろいに深く関わっている。そうした歌の有り様を、人の声や楽器の音に昇華させていく。音楽ファンには西洋の古典音楽だけでなく、現代の日本音楽にももっと耳を傾けてほしい。(長)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

林光

  • 01. 第2交響曲『さまざまな歌』(1985)
  • 02. ソプラノとフルートのための『道』(1966)
  • 03. ソプラノとフルートのための『子供と線路』(1966)
  • 04. ソプラノとフルートのための『空』(1968)
  • 05. 波紋(1964)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
2
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
交響曲第2番の作曲家自身による作品解説で...

投稿日:2011/07/14 (木)

交響曲第2番の作曲家自身による作品解説でショスタコーヴィチのピアノ協奏曲の断片が通り過ぎるとあるが、交響曲第1番の断片もきこえてくる。 交響曲第2番はかなり楽しめた。 いろんな意味で間を感じる音楽だ。 音符をたくさん書きすぎず、たくさん楽器を重ねないことからくるのかもしれない。

ユローヂィヴィ さん | 大阪府 | 不明

0
★
★
★
★
☆
 「さまざまな歌」が面白かった.全ての楽...

投稿日:2011/06/19 (日)

 「さまざまな歌」が面白かった.全ての楽章がそれぞれ様々な歌の引用を土台にしていて,その選曲もシュール.楽章の観念は既成の交響曲とは無縁で,各楽章は元々独立したものとして書かれている.とても印象的なのが,オーケストラの使い方.たとえば,いつもの弦による歌がどこにもない.管楽器が途切れ途切れに叫んでは黙り,時々ピアノのカデンツァが飛び込んでくるという具合で,フレーズは執拗に繰り返される.ややアクの強い音楽だ.と思っていたら,一転して終楽章は劇伴ふうの軽やかな曲.こういうしかけは,うまくやれば音楽的空間を一層広げられるから,聴き手としては好きだ.またコーダがあまりにそっけないけれど,それはいつものこと.

ケニチ さん | 愛知県 | 不明

0
★
★
★
★
★
このシリーズ、何枚か買ったがこの番が一番...

投稿日:2011/01/11 (火)

このシリーズ、何枚か買ったがこの番が一番良かった。特に中間楽章は美しい、日本的な美学が味わえる。

ロマン派 さん | 新潟県 | 不明

0

おすすめの商品