Impact

村上ポンタ秀一、向井慈春、本田俊之、つのだひろ、吉野弘志、小山彰太など豪華ゲストを迎えたリーダー5作目。1984年リリース。名作『渡良瀬』から約3年、それまでのトリオ〜ソロ主体の作風からホーン・セクションを大胆に導入、豪華ゲストと共にダイナミックでパワフルな演奏を繰り広げる入魂の一枚、大作「ニッポン・ブルース」など日本的な叙情をベースにしながらも大陸を感じさせる懐の深いサウンドは現在のスタイルに近い渾身のプレイを聴くことが出来る。当時活動を共にしていた向井のトロンボーンが大きくフィーチャーされていて、切ないメロディを奏でるセンチメンタルな「ラスト・サマー」はメロディ・メイカーとしてのセンスが光る人気曲。他にも生まれたばかりの長女にささげた「リトル・マユ」、アヴァンギャルドながらも「聴かせる」解釈が素晴らしいスタンダード・ナンバー「オール・ザ・シングス・ユー・アー」など全5曲。最新リマスタリング。ブックレットには板橋のインタビューを元にしたライナーも掲載予定。(インフォより)

P：板橋文夫(all) TP：岡野等(5) TB：向井滋春(1,2,5)、粉川忠範(4) TS：榎本秀一(1,5)、藤原幹典(4) AS,SS：本田俊之(5) G：高嶋博史(4,5) SYN：佐山正之(5) B：米木康志(1,2,5)、吉野弘志(1,3,4,5) DS：村上秀一(1)、小山彰太(2,3,5)、つのだひろ(5) PER：ヤヒロ・トモヒロ(5)

録音1984年9月