負げねっすよ、釜石 鉄と魚とラグビーの街の復興ドキュメント

松瀬学

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334976675
ISBN 10 : 4334976670
フォーマット
出版社
発行年月
2011年10月
日本
追加情報
:
19cm,228p

内容詳細

「釜石には夢と大漁旗がある」。3.11で崩壊した釜石の被災から復興への道のりを、漁業、製鉄所、ラグビーを軸にノンフィクションの名手が描く。鉄と魚とラグビーの街の復興ドキュメント。

【著者紹介】
松瀬学 : 1960年長崎県出身。早稲田大学ではラグビー部で活躍。83年、同大卒業後、共同通信社に入社。運動部記者として、プロ野球、大相撲、オリンピックなどの取材を担当。96年から4年間はニューヨーク支局に勤務。02年に同社退社後、ノンフィクションライターに転身。人物モノ、五輪モノを得意とする。著書に『汚れた金メダル―中国ドーピング疑惑を追う』(文藝春秋=ミズノスポーツライター賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • The pen is mightier than the sword さん

    東日本大震災が起きてから半年過ぎた頃に出版された本である。日本開催のワールドカップの試合誘致が本格的になる前だろう。この頃、釜石が釜石であるために必要な鉄と魚とラグビーという3つが復活に向けて動き出した。この本では3つに関わる人々に焦点を当て、3月11日に襲った悲劇、帰らない人たちの思い出、そして前を向くための決意が述べられている。新日鉄が釜石シーウェーブスの存続を決めたのは3月20日だったそうである。ラグビーは直接生活の糧とはならないが、釜石はラグビーの街の復活を後回しすることはできなかった。304

  • 西澤 隆 さん

    買ってはあったものの「心に元気のないときはやめておこう」と思って積んであったこの本。でも、読了して思ったのは、「元気が出た!」ということ。言ってみれば、「スポーツ新聞とNumberの違い」なのだけれど、「どこが悪いから勝てない」というんじゃなくて「ここが凄い人たちなんだ」ということをいろんな切り口で見せてくれる、トッププレイヤーたちへの敬意に溢れた切り口が心地よいのです。そして、そういう視点で語られる「釜石でワールドカップラグビーを」という意気込みは、本当に応援したくなるのです。

  • 鳥義賊 さん

    テレビのヒーローと違い、家族や仕事やチームを背負っている人間があの状況で怪我人を背負って走ったり、水の中に飛び込んでいったことを思うと涙が止まらない。新日鉄釜石の7連覇を知っている世代には特に熱いメッセージを送ってくれた一冊です。

  • ゆう さん

    スポーツライター松瀬学さんによる、ラグビーチーム釜石シーウェーブスを中心とした震災復興ドキュメント。SWの活動の他に、鉄の町として、海の町としての面からも復興を取り上げ、特に第3章で大船渡・崎浜漁港について読みたくて購入。 震災で得た教訓は?という問いに「まったく人間が見えた。ウラ、オモテすべて。」という言葉がリアルだ。 岩手県に住んでいてもSWのことはほとんど知らなかったのですが(^_^;)、2019年のワールドカップ釜石誘致という大きな夢を、ぜひかなえて欲しいです。応援しています。

  • Takeshi Kato さん

    大西鐡之祐は、ラグビーには闘争が愛情で包まれる瞬間がある、と言った。 ラグビーは故意に相手を傷つけようとすればできる。けれど、人はそれを思いとどまる。その思いとどまる心こそが貴重なんだと。卑怯を憎み、敵をも思いやる。そして、試合が終われば敵も味方もなくなる。 そういうラグビーだからこそ、この人達の様なラガーマンが育まれるのだろう。 すっかり体は小さくなって、ガチガチのラグビーはしてないけど、心はずっとラガーマンでいたい。 楕円球が絡むと、どうにもこうにも涙が出る。 ラグビーって、やっぱいいなぁ。

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人物・団体紹介

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松瀬学

長崎県生まれ。福岡・修猷館高校、早稲田大学ではラグビー部に所属。ポジションはNO8、プロップ。83年、共同通信社に入社。96年から4年間、米NY支局勤務。02年に同社退社後、フリーランスのスポーツ・ジャーナリストに。日本文藝家協会会員。元RWC組織委員会広報戦略長、現・日本体育大学教授、ラグビー部部

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