新版 音楽の革命児 ワーグナー

松本零士

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784835455891
ISBN 10 : 4835455894
フォーマット
出版社
発売日
2018年06月30日
日本
追加情報
:
192p;22

内容詳細

ファンの間でも入手困難とされてきた幻の単行本がついに復刊!

松本零士の大作『ニーベルングの指輪』の序章とも言われ、ロマンとエッセンス満載のファンの間でも入手困難とされてきた幻の単行本が、このたび装丁を一新した新装版として復刊が決定。巻末にはワーグナーについて書かれた著者エッセイ、単行本にはこれまで未収録の漫画作品を再録した豪華版としてお届けします!


生粋のワグネリアン(=リヒャルト・ワーグナーの音楽に心酔している人々)としても知られる漫画家・松本零士が自らペンを執り、音楽家・ワーグナーの生涯を書いたテキスト、自身のワーグナーとの出会いを描いた短編漫画がそれぞれ楽しめる一冊として、長らくファンの間で古書市場をにぎわし続けた名著『音楽の革命児 ワーグナー』。

元々は、音楽之友社から刊行されていた<ジュニア音楽図書館 作曲家シリーズ>の第17巻目として、1982年に刊行されていたものです。

松本零士は、若き頃よりワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』に陶酔し、その漫画化を構想。キャプテンハーロックを中心に換骨奪胎して描いたのが大作『ニーベルングの指輪』であることは、ファンの間ではよく知られています。

今回の新装版復刊では、これまで単行本には未収録だった「FMレコパル」掲載の【消えない惑星】の再録のほか、松本零士によるワーグナーへの熱い想いが伺えるエッセイ「音楽との出会い」も再録予定です。

まさに、松本サーガの集大成としてファンに向けた愛蔵版商品としての刊行を予定しています。ぜひ、貴重な機会をお見逃し無く!


☆☆☆本書の3大特長☆☆☆
1.累計投票数147票(2018年4月現在)! 入手困難のため古書価格も高騰する松本作品の中でもマニア人気が高いタイトルを新装版にて復刊!
2.“松本サーガ”の集大成とされる大作『ニーベルングの指輪』への序章となった“松本ロマン”のエッセンスが満載。
3.新装版刊行にあたり本文レイアウト、装丁を一新した仕様に!

▼主な収録内容
・「音楽の革命児 ワーグナー」本編
*本文レイアウトをすべて組み直した新デザイン
・「消えない惑星」(1982年、FMレコパル)を再録予定
・ワーグナーに関する著者エッセイ「音楽との出会い」を再録予定


※本書は、<ジュニア音楽図書館 作曲家シリーズ>のひとつとして刊行された『音楽の革命児 ワーグナー』(1982年、音楽之友社)をベースに新装版として出版するものです。
※表紙は原本発行当時のものです。


(c)零時社


▼著者プロフィール
松本零士(まつもと れいじ)
本名・松本晟(あきら)。福岡県久留米市生まれ。小学生の頃から漫画を描き始め、1954年(昭和29年)、15歳で描いた『蜜蜂の冒険』が、雑誌「漫画少年」第1回新人王に入選、本格デビューを果たす。その後、「少女」、「毎日小学生新聞西部版」などに連載を持つが、高校卒業後、かつて道端で拾ったレコードやステレオなどを質屋にぶち込み、旅費を作って決死の上京。1972年(昭和47年)、『男おいどん』が大ヒット。講談社出版文化賞を受賞する。その後、『宇宙戦艦ヤマト』『宇宙海賊キャプテンハーロック』『銀河鉄道999』などのヒット作を続々発表。いずれも、TV・劇場用アニメ化され、空前の大ヒットとなった。漫画家活動のほか、(財)日本宇宙少年団理事長、(社)中央青少年団体連絡協議会会長などの公職も多くつとめる。2001年秋、紫綬褒賞受賞。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • のぶのぶ さん

    こりゃいい本をポチりました。ワグナーのレコードを拾った足立始の漫画からスタート。音楽から世界が広がるって、私も中学生時代、洋楽にはまったことに重なる。小遣いをレコードやCDに変えていった。また、最後の漫画にホルストの惑星組曲を聴くと宇宙が窓から入り込んでくる描写はわかるいうな気がするし、松本零士氏の原点なのだろう。ワグナーの曲、聴いてみたいし、漫画を画く前に音楽が流れている。ワグナーの紹介、解説書になっている。漫画でなく。ワグナーは、音楽家であり、脚本家であり、劇場まで作り上げるとは、マルチの才能。

  • ごいんきょ さん

    私の好きな松本零士が私の好きなワーグナーを語ります。

  • ムーミン2号 さん

    長らく絶版で入手困難だった松本零士氏による作品。マンガ入りの文章、という体裁。元は音楽之友社の「ジュニア音楽図書館−作曲家シリーズ」の一冊で、中学生の頃にワーグナーに出会ってしまった松本氏の体験も含めた著作。ジュニア、なのかどうか不明だが、伝記部分はわりと簡素。ワーグナーと言えばドロッドロの男女関係で有名だが、そんなところはあまり書かれていない。オマケ的に単行本未収録の「消えない惑星」が収録されている。ホルストの「惑星」そのものとはあまり関係がない。松本氏のファンでないワタシにはちょっと中途半端な復刊。

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人物・団体紹介

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松本零士

1938年1月25日、現在の福岡県久留米市に生まれる。本名、松本晟。小学生の頃からマンガを描き始め、地元紙などに投稿、採用されている。1953年、「漫画少年」にて第1回新人王を受賞しデビュー。翌年、同誌2月号に『蜜蜂の冒険』が第1回新人王受賞作として掲載された。1957年上京。少女誌で活躍した後、’

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