秘めたる空戦 三式戦「飛燕」の死闘 光人社NF文庫

松本良男著

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784769821366
ISBN 10 : 4769821360
フォーマット
出版社
発行年月
2004年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,404p

内容詳細

ソロモン、ニューギニア、フィリピンの空に熾烈なる戦いをくりひろげ、特別攻撃隊の直掩戦闘機として非業の死を目のあたりにしながらも、奇蹟の生還を果たした不撓不屈の男―学窓から戦闘機搭乗員へと転じた若者が、三式戦「飛燕」とともに一瞬の決断にかけた蒼空の戦いの日々を描いた臨場感あふれる空戦記。

目次 : 第1章 海峡上空の死闘(爆撃機撃墜/ 乗機改造)/ 第2章 飛燕のごとく(運送屋直掩/ 名隊長のもと/ 雨中の戦い)/ 第3章 愛機に生命かけて(双胴の悪魔/ 防空迎撃戦/ 搭乗員有情)/ 第4章 人の子なるが故に(闘志のみなもと/ 戦う男の素顔/ B−24を屠れ/ 転進前夜)/ 第5章 死に急ぐなかれ(レイテ航空戦/ われは生きるなり)

【著者紹介】
松本良男著 : 大正10年4月、札幌に生まれる。旧制札幌二中から拓殖大学に進み昭和16年6月、満州第1157部隊オ隊に入隊(新京)。同12月、ハルピンへ移動。昭和17年3月、飛行第78戦隊に配属と同時に明野陸軍飛行学校に分遣され、戦闘機搭乗員の訓練を受ける。昭和18年2月、独立飛行第103中隊に配属。ソロモン、ニューギニア、フィリピンを転戦。昭和20年4月、米軍の捕虜となり、昭和22年9月、復員。平成7年8月、歿

幾瀬勝彬 : 大正10年8月、札幌に生まれる。早稲田大学文学部国文科に在学中海軍飛行科予備学生(第11期)を志願する。昭和17年10月、土浦海軍航空隊に入隊。霞ヶ浦、横須賀航空隊、ラバウルの151航空隊に転属し、ラバウルで終戦を迎える。海軍大尉。昭和21年5月に復員後、NHK、ニッポン放送に勤務。退社後、「死を呼ぶクイズ」などの推理小説、「神風特攻第一号」/「海軍式男の作法22章」(光人社)などの戦記を執筆。平成7年4月、歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • nnpusnsn1945 さん

    部隊名や人名は仮名(独飛103中隊は存在するが、偵察機を使用している。)だが、戦闘や操縦などの迫力は恐らく実体験をベースにしているのであろう。漫画版を以前読んだが、恋愛の場面は割愛されていたようだ。慰安婦との恋愛だが、性的な関係は持っていないらしい。なお、その恋人は乗っていた輸送船が撃沈されたらしい。小沢隊長のリーダー性は素晴らしい。勿論現代的な観点や一般社会から見れば受け入れられない部分はあるが、カタブツではなく、立派な頼れる指揮官である。

  • roatsu さん

    違和感の残る「戦記」。独飛103中隊も主人公・松本良男氏も実在のようだし、物語が幕を開ける昭和18年3月の八十一号作戦とダンピールの悲劇を皮切りに舞台となる戦史の流れも概ね正しいのだが、飛燕部隊の活動時期があり得ない設定だったり、海軍の99式20o機銃を飛燕に積んだり、陸軍パイロットを海軍呼称の搭乗員と呼んだり(正しくは空中勤務者)と筆が滑ったにしても基礎となる史実無視が目に余ると感じる。部隊内での上官・戦友との会話や戦地の情景など、ほぼ同時期に実際に飛行第68戦隊にてニューギニア航空戦を戦った梶並進伍長

  • ケーニヒ さん

    再読です。コミック版の永遠のゼロ読んだことがあるが、やっぱりこっちのほうがいいですね…、毎回思うけどこっちの方が、人間の生々しい部分があって、凄くリアルです。実際に戦ってた人達がどんなふうに思い戦ったのかが、一部ですが判った気がします。

  • 夕立改二 さん

    光人社の本はいろいろ読んできたがこの本は極めて印象的だった。この本のことは忘れん。

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松本良男著

大正10年4月、札幌に生まれる。旧制札幌二中から拓殖大学に進み昭和16年6月、満州第1157部隊オ隊に入隊(新京)。同12月、ハルピンへ移動。昭和17年3月、飛行第78戦隊に配属と同時に明野陸軍飛行学校に分遣され、戦闘機搭乗員の訓練を受ける。昭和18年2月、独立飛行第103中隊に配属。ソロモン、ニュ

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