山中鹿之助 P+D BOOKS

松本清張

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784093522014
ISBN 10 : 4093522014
フォーマット
出版社
発行年月
2015年05月
日本
追加情報
:
190p;19

内容詳細

松本清張、幻の作品が初単行本化!

ユーザーレビュー

総合評価

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • aloha0307 さん

    20年以上振りで清張さんを読んだ。本書は生前出版されず、ボーナストラック扱い...but内容は質量たっぷり。 「願わくば、我に七難八苦を与え給え」があまりに有名な尼子氏家臣:山中鹿之助の物語だ。知謀に長ける毛利氏を対極に据え、純朴さを際立たせている。尼子滅亡後、浪人となった鹿之助に生きる道はいくつかあったはず(土着し百姓でも平和な余生)。だが、信長の時代になってまでも尼子再興のため忠義一筋に生きた侠気に感動がおさまらない...

  • koji さん

    山中鹿之助と言えば、尼子十勇士の1人で、尼子再興を唱え四度毛利に挑み、最後は信長に裏切られ吉川元春の手の者に備中阿井の渡しで謀刹された勇猛な武将です。三日月の夜、われに七難八苦を与え給えと言った話は有名。私が興味をもったのは、鹿之助の子新六が大阪の鴻池家の始祖であったこと。この繋がりにびっくりし、早速松本清張の本書を読みました。中学三年生向けで清張らしい毒と切れ味は抑えてありますが、吉川英治の剣豪小説のようにテンポがよく、大いに楽しめました。それにしても、60年前の中学生はこういう小説を読んでいたのですね

  • クサバナリスト さん

    久々の松本清張作品。山中鹿之介、他の小説や去年の大河ドラマ『軍師官兵衛』でも登場したはずなのに全く記憶に残っていなかった。読み進めていくうちに最後の上月城の戦いの場面を他の作品で読んだことがあったのを思い出した。松本清張全集にも掲載されてないのですね、当初、松本清張全集から当作品掲載の巻を借りようとしたのだがなかった。全集に全作品が掲載されているわけではないのですね。

  • wanjirou さん

    ★★★鹿之助を中心とした尼子滅亡の物語。山陰や中国地方の地理に疎く、地図で確認しつつ読んだので思いのほか読了に時間が掛かった。月山城や上月城など、地名も何だかロマンに満ちていて、いつか訪れてみたくなった。

  • 笛吹岬 さん

    1957年に生徒向け雑誌に連載したものとのこと。松本清張がこのようなものを書いていたということで、手にしたが......

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人物・団体紹介

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松本清張

1909‐1992。福岡県小倉市(現・北九州市小倉北区)生れ。給仕、印刷工など種々の職を経て朝日新聞西部本社に入社。41歳で懸賞小説に応募、入選した『西郷札』が直木賞候補となり、1953(昭和28)年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。’58年の『点と線』は推理小説界に“社会派”の新風を生む。生涯

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