いいですねぇ。懐かしーなー。松BOW!　どの曲もpopで今聞くと、ちょっと時代を感じさせる作りですが、また最近懐かしくて聞きはじめました。バンドブームの中ソロで頑張り、どのアルバムにも１曲英語の詩の曲を入れて頑張ってましたね。細い体から出る透き通った、特徴のある声が魅力です。

松岡英明さんのエピック時代の名曲が詰まったCD。 ご本人がかなり思いをこめて選曲したもののようです。 この曲たちは一つ一つ宝物みたいに輝いているけれど、その上にさらに彼の今日までのときが刻まれて、素晴らしいものになっています。 特にともに歩いてきたファンにとっては、感慨深いものがあると思う。 音楽そのものの素晴らしさだけではなくて、時を経ることの大切さがこもっているアルバムです。 きっとはじめて聞く人にも、鮮烈に訴えかけるものになっているでしょう。

今作はライブDVDと簡単に位置付をするには少し難しい ライブDVDには間違いないが 松岡英明のプロモDVDのような役割も自然と持ち得ている CGを駆使した曲や ﾘﾊｰｻﾙから収録した曲等も多数あり 彼のﾋﾞｼﾞｭｱﾙを余す所なく最大限に引き出されている

バニラという甘い香りのタイトルでも ただ甘ったるいラブソングとは簡単に片付けられない作品 情熱的でエロテックでもあり そして刺激的なサウンドは時に毒気さえも感じる バニラでありバニラではない スィーツでありスィーツではない そんな不思議な感覚に満ちている

この曲を初めて聴いた時 思わずニヤリとさせられた まるで80年代DuranDuranを彷彿させるかのようなニューロマンテック 彼は間違いなくニューロマンテックの継承者であり また彼の音楽センスで'80と決定的な差を付けて来る辺り 彼の才能が色濃く光る作品

まるで映画のサントラのように 一曲一曲に物語のようなテーマが散りばめられ この全10曲を聴き終える頃には 心地の良い疲労感と 短編映画を見たような感覚がする そして 時計仕掛けのオレンジのような不思議な世界が 聴き手を次第に取り込んで行く作品でもある

｢9･11｣ 世界の誰もが傷付いたあの悲しみの事件へのメッセージや 大切な人を 自分を犠牲にしてまでも守り抜きたいと願うある種 究極的なメッセージソング 彼はメッセージテーラーとしても 独自の世界を確立している事に改めて気付く作品に仕上がっている

｢松岡英明=ニューロマンテック｣ ってイメージが強いですが 本作は全編ジャズチックなアコースティックアレンジになっています 細かい所まで丁寧に歌いあげ そして声量の増した艶のあるボーカル等 本作はそんな松岡英明の新しい世界を体感出来る作品です

アレンジがとても良かった！甘くて力強い歌声と笑顔は最高！MCも必見です。

初のDVD？今度発売するときは、今までのとっておきをまとめたのが見たいな〜(^.^)