水鏡推理 4 アノマリー 講談社文庫

松岡圭祐

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062935159
ISBN 10 : 4062935155
フォーマット
出版社
発行年月
2016年10月
日本
追加情報
:
416p;15

内容詳細

気象庁と民間気象会社の予報の食い違いから、少女集団遭難という前代未聞の悲劇が発生する。天候が急変した山中に少女と共に失踪した官僚は、同僚の水鏡瑞希に謎の書類を預けていた。新進の民間気象会社の驚異的な予報的中率のからくりとは?人命さえ軽んじる霞が関の巨悪に、文科省ヒラ職員が立ち向かう!

【著者紹介】
松岡圭祐 : 1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーとなる。代表作の『万能鑑定士Q』シリーズと『千里眼』シリーズ(大藪春彦賞候補作)を合わせると累計1000万部を優に超える人気作家。『万能鑑定士Q』シリーズでブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hiro さん

    またまたメンバー一新のタスクフォースだが、水鏡に理解を示す総合職が徐々に増えてきた感じがするシリーズ第4弾。今回水鏡が暴くのは、非行少女4人の更生と、民間気象会社の気象予報というまったく関係がなさそうなこの2つが関係する不正。そして、人が死なないミステリのはずが、水鏡に死の危険が! 民間気象予報会社のコンペの種明かしを含む最後の100ページは、深夜にもかかわらず一気読みした。『探偵の探偵シリーズ』と『万能鑑定士Qシリーズ』が完結したので、本シリーズの刊行のペースが上がりそうだ。

  • Yunemo さん

    設定が難しくなってきてますね。今回の設定は、ある意味虚構の場面に右往左往の面々。それよりも、メインは、瑞希自身の組織での立ち位置の悩み、子が育つ要素、親自身の意識しない生き方の押し付け。特に親子関係は、これほどの考えは持ってませんでした。そのまま頷けませんが、納得感は心の奥に残ります。子が親の真の気持ちを理解する時が来るんでしょうかね。親として、子として、双方の自身とを比べて、全く自信がなくなります。今回は不正の解決というより、親と子として、組織内の上司と部下として、個々人の想いを理解せぬまま、読了です。

  • さばかん さん

    今回は違う方向を向いたベクトルの面白さだった。  そしてその向きは私の好きな方を向いていた。  解説でも触れられているけれども、泥だらけで語り合う11ページ。これは良い。とても良い。すごく良い。  今回はこれだけで、良い。  人の道に正解は無いけれど、間違いはある。  自由に往けよ、往けば分かるさ。

  • hisato さん

    やっぱりタスクフォースの面々は一新されていましたね。廣瀬の再登場をちょっと期待していたんですが。それにしても、日ごろ何気なく見ている天気予報も裏側では結構色々あるんですね。 今回は瑞希がタスクフォースにいること自体に疑問を覚えていましたが、個人的にも同じようなことを考えている状況(公務員ではないですが)で、気持ちが分からなくはなかったです。 しかし、今回の事件はこれまでと少し趣が違いましたが、事件解決の瞬間は今まで以上にスッキリした感がありました。 ただ、浅村だけでなく、猪橋特別室長まで良い男過ぎるww

  • 佐島楓 さん

    つながりそうでつながらない糸を手繰り、もどかしく思った前半。親の役割について深く考え込んだ後半。いつもどおり溜飲が下がると同時に、瑞希と浅村がとても好きになった。

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松岡圭祐

1968年12月3日、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部を超える人気作となった。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化され、さらにブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞、17年には吉川英治文庫賞候補作となる(本データはこの書

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