FLESH & BLOOD 16 キャラ文庫

松岡なつき

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784199005923
ISBN 10 : 4199005927
フォーマット
出版社
発行年月
2010年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
,  
追加情報
:
231p;15

内容詳細

あちらの世界で世話になった、ジェフリーの生涯が知りたい―。結核治療を続けながら、過去の記録を調べる海斗。その必死な様子に、和哉は疑念を募らせる。もう会えない人なのに、その想いは単なる恩義か身分を越えた友情か、それとも…!?問い詰めたい衝動と激しい執着を押し隠し、過保護なほど海斗の面倒を見る和哉。そんな時、ついに手掛かりを掴んだ海斗は、和哉とプリマスを訪れて!?―。

【著者紹介】
松岡なつき : 2月2日生まれ。東京都出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 文庫フリーク@灯れ松明の火 さん

    キットの強気な駆け引きで女王陛下の御前に、拷問を耐え抜いた身体で謁見賜るジェフリー。架空の三度目の海戦、ヤン・グリフュスの新型船模型で示された弱点は、ロバート・セシルの計画に織り込み済として、どう釈放を勝ち取るのだろう。そして現代へ戻ったカイト。結核というより冥王斑の亜種(小川一水さん『天冥の標』の感染症)で、性衝動触発する同性向けフェロモンを放ってるような(笑)なにせ1巻とは違いすぎる和哉。カイトへの執着心は『グイン』イシュトに対する、アリの妄執想起させる。この先、修羅場が待っているような・・(怖!)

  • エンブレムT さん

    ヤンの過去話が始まった時「それよりもジェフリーの話を〜」とイライラしちゃってごめんなさい!ホルヘとの友情、その絆の物語は、過去形であるにも関わらず今もヤンの中で息づいているというのがわかり、2人セットで好感度の順位が圏外から上位に食い込んでくるくらい良かったです。回想シーンのキラキラしているジェフリーが、ヤンにとって幸福の日々の象徴であるのもいろんな意味で切なさを増量しておりました。ラウルとヤンの間諜組、ジェフリー奪還に大きく動いたイングランド組、JPと接触を図る海斗と和哉。水面下での攻防が続く巻でした。

  • 扉のこちら側 さん

    初読。歴史の差違に迫る。女王陛下の温情を何卒。

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    新刊刊行のため、図書館での予約戦争が激化しましたがようやく、読めました(感涙)ヤンがラウルに隷属している理由が哀しく、命の重みを知るレイヴンの言葉には地震のことなど思い出して泣きそうになりました。巻数重ねるごとに男前な所を見せるキッドとナイジェルの関係に胸がときめきます(笑)ナイジェルに縁のある人物も登場して「デカルコマニア」を読んだ時の感動が甦ってきました。そして執着が切ないが怖すぎる和哉に関しては「1巻の優しい少年はどこ行ったっー!?」と叫びたい気分です。

  • 本田桜 さん

    とにかく和哉がすごかった!異常な執着愛とでも言うのか…怖すぎ><けどそこがものすごく良くって悶えてしまいました^^;ヤンが囚われてしまっている理由とかナイジェルの出生の秘密など次々と繰り出される展開にボケている暇もありませんでした。新登場のJPじいちゃん、この人はひょとしてこれから先ものスゴク重要な役割を果すのでは?金持ちで色々できそうだし、もしかしてもしかするかも?あ〜〜〜ドキドキします!続きを早くー!!!

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松岡なつき

東京都出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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