基本情報
内容詳細
インド、法華経、ボードレール、そして蓮―。無限をおそれぬ探求の果てに、独自の学問を築き上げた伝説の碩学・松山俊太郎。生涯をかけて磨き上げた思索の集大成。
目次 : 第1章 インドの詩と性愛(愛蓮餘滴/ インドの香り/ インド古詩シュリンガーラ・ティラカ―恋愛の額飾り ほか)/ 第2章 蓮の神話学(わが到り得ぬ日蓮/ ロータスの環/ 仏典における信ずるべからざる部分のおもしろさ ほか)/ 第3章 幻のインド―講演・インタビュー・対談・座談(公開講演 芸術として見た仏典/ インタビュー 蓮を究める/ 対談 輪廻転生―死の思想の源流を探る ほか)
【著者紹介】
松山俊太郎 : 1930年東京生まれ。インド学者、幻想文学研究家。1951年、東京大学教養学部文科二類(現在の文科三類)に入学。1953年、文学部印度哲学科に進学し、サンスクリット文学(サンスクリット語)を専攻。同大学院修士課程(印度哲学専攻)修了。2014年没。サンスクリット学者として蓮を研究
安藤礼二 : 1967年東京生まれ。文芸評論家、多摩美術大学美術学部准教授。早稲田大学第一文学部卒業。出版社を経て、2002年「神々の闘争 折口信夫論」で群像新人文学賞優秀作を受賞、批評家としての活動をはじめる。2006年、『神々の闘争 折口信夫論』(講談社2004年)で芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。2009年、『光の曼陀羅 日本文学論』(講談社2008年)で大江健三郎賞と伊藤整文学賞を受賞。2015年、『折口信夫』(講談社2014年)で角川財団学芸賞とサントリー学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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犬養三千代 さん
読了日:2016/12/20
takao さん
読了日:2016/11/10
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