嵐の湯へようこそ! 角川文庫

松尾由美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041117811
ISBN 10 : 404111781X
フォーマット
出版社
発行年月
2021年12月
日本
追加情報
:
268p;15

内容詳細

条件は、建物と従業員はそのままで事業を続けること―。存在すら知らなかった伯父の遺産を相続し、謎めいた2人の従業員とともに、昔ながらの銭湯を経営することになった姉妹。ある日、常連客の1人がふと口にした奇妙な謎を解いたことをきっかけに、町内を悩ます“謎”が次々に持ち込まれるようになる。同時に姉妹の周囲で立て続けに不思議なできごとが起きて…。凝り固まった心と体がゆるゆるほぐれる、温かい日常ミステリ。

【著者紹介】
松尾由美 : 1960年、石川県生まれ。1991年に「バルーン・タウンの殺人」で、ハヤカワ・SFコンテストに入選、作家活動を開始する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 涼 さん

    http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/06/post-cb1870.html 一見ただの銭湯ですが、そこには不思議な物語がありました。主人公の「イケメン好き」には笑ってしまいます。

  • nana さん

    何気なく手に取った一冊。初読み作家さん。みなさん書いていますがミステリーというよりファンタジー。 あまり合わなかったかな、、。

  • はつばあば さん

    きょうび、ほんと銭湯が減りました。物心がついて銭湯に行ったのは友達の下宿先でお泊りさせて頂いた時。もうどんなにびっくりしたか!。そのあと温泉に行っても入浴作法を習っていたので恥をかかずに済みましたが、彼女にはえらい迷惑をかけました^^;。出会ったことの無い伯父の遺産として「2人の従業員のいる昔ながらの銭湯」を引き継いだ姉妹。ちょっと変わった従業員ではあるが黙々と働いてくれている。しかも税務署の職員が怪しむほどの・・・。ファンタジーと、ミステリーってほどでもないですが嵐の湯の秘密が。するっと読了。

  • のんちゃん さん

    会ったこともない伯父の遺産である銭湯を相続し、その経営を始めた莉央と紗央の姉妹。引きこもり気味の紗央は勘が鋭く、この銭湯の客の持ち込む謎を解いていく、という銭湯謎解き小説かと思っていたのだが、この作者さん『ハートブレイク・レストラン』の方でした!日常の謎からの思いもよらない展開があった。でも、読後感も悪くなく、新年度一冊目の読了本としては、よかったかな。

  • ぶんこ さん

    経済的に苦しかった姉妹は、会ったことがない伯父からの遺言で丘の上の銭湯「嵐の湯」を継ぐことに。そこには不思議な外国人兄妹が働いていて、姉妹の仕事は姉の莉央が番台、妹の紗央は家事。銭湯の力仕事は兄妹が担う。銭湯のお客さんの日常の謎を解くのは紗央。日常系のミステリーかと思っていたら途中からちょっと怖いファンタジーになっていき驚く。兄妹は人間ではなく、兄グレンは「火」、妹エレンは「水」を操る。そこへ伯父の遺言執行の法律事務所の倉石が莉央に接近。エレンの力で攻撃をかわし事なきを得る。ところで物語終了?不完全燃焼。

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松尾由美

1960年、石川県生まれ。1991年に「バルーン・タウンの殺人」で、ハヤカワ・SFコンテストに入選、作家活動を開始する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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