老後ひとりぼっち SB新書

松原惇子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784797388206
ISBN 10 : 479738820X
フォーマット
発行年月
2016年09月
日本
追加情報
:
194p;18

内容詳細

ひとり老後のプロが教える幸せ老人のなり方

“ひとりの老後を応援する会”の代表が教える「幸せ老人の生き方」。
もはや結婚が老後の保障ではなくなった時代。
配偶者がいなくても、子供がいなくても、お金がなくても幸せ老人がいる一方、配偶者がいても、子供がいてもお金があっても不幸な老人もいる。
著者は、20年間、おひとりさまの会の会員1000人を見続けてきた、“ひとり老後”のプロ。
これまでの経験から、さまざまな実例をもとに、ひとり老後の明暗を分けるものは何かを探り、「ひとりでも幸せに生きるノウハウや秘訣、裏ワザ」を公開します。また、“ひとり老後”に群がる「保証人ビジネス」の問題や、ひとり世帯に冷たい日本の制度についても、詳しく言及します。

第1章 「老後ひとりぼっち」時代の幕開け
・誰でも「ひとりぼっち」になる
・「老後ひとりぼっち族」とはなにか
・30代男性の約4割は未婚―急増する未婚率
・3組に1組が離婚する時代に
・結婚が「老後の保険」にならない時代に
・2035年には、5人に2人が「老後ひとりぼっち」に

第2章 「老後ひとりぼっち」の現実
・年金だけでは食べていけない(67歳・離婚男性)
・サラリーマンからの転落(50代・未婚男性)
・「80歳」と聞いた途端に、周囲はひいていく(90歳・未婚女性)
・会社を辞めたのはいいけれど(50代・既婚〈別居中〉・男性)
・再婚で救われる(64歳・既婚男性)
・非正規で働いてきたことがよかった(77歳・既婚死別・男性)
・言葉のない老後(有料老人ホームの風景)
・人を信用しない男性の最期(82歳・既婚男性)
・皆さん覚悟がないのね(95歳・既婚死別・女性)

第3章 誰もがなりうる「老後ひとりぼっち」
・「子供がいるから安心」は過去の話
・「女房より先に死ぬから大丈夫」は幻想だ
・子供のいない夫婦の不安
・「有料老人ホームに入居すれば安心」は過去の話
・男性ぼっちと女性ぼっちの違い
・年金額と幸せ度は関係ある?

第4章 「ひとり」に冷たい日本
・ひとりになって初めてぶちあたる「保証人」という壁
・保証人なしでは家も貸してもらえない日本
・保証人なしでは介護施設にも入れない日本
・入院・手術も保証人なしではダメ
・「ひとり」の保証人の5つの問題点

第5章 「ひとり」に群がる身元保証人ビジネス
・「家族の代わりやります」に飛びつく「老後ひとりぼっち」
・やってもらう人とやってあげる団体のwin‐win関係と問題点
・預かり金が消えた! 公益財団法人「日本ライフ協会」が破産!
・保証人なしで入居できます。でも全財産を預けてください!?
・「ひとり」で生きられない社会はおかしい

第6章 悲惨な「老後ひとりぼっち」にならないために
―現役の今から押さえておく「20」の大事なこと―






【著者紹介】
松原惇子 : 1947年、埼玉県生まれ。昭和女子大学卒業後、ニューヨーク市立クイーンズカレッジ大学院にてカウンセリングで修士課程修了。39歳の時『女が家を買うとき』(文藝春秋)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 香菜子(かなこ・Kanako) さん

    老後ひとりぼっち。松原惇子先生の著書。結婚していても結婚していなくても、子供がいても子供があっても、お金持ちでもお金持ちでなくても、ほとんどの人は死ぬ時にはひとりぼっち、期間は人それぞれだけれど老後ひとりぼっち。ひとりぼっちの時間、孤独な時間を自分なりにどう楽しんで、どう有意義に使うのかは、若いうちから真剣に取り組むべき課題であると思う。

  • 活字スキー さん

    【ネガティヴ感想】既にぼっち生活が板についており、今後も伴侶を得る可能性も無さそうなので、多少なりとも参考になるものがあればと思い手にとってみた。読み始めてすぐ、著者が主観的な理想や不満を並べたがるタイプのゴリゴリの左(イラストレーターではない)である事にウンザリ。帯に大きく書かれていた保証人の問題は確かにこれから深刻になる場面も出てきそうだが、具体的な対策もなく、ただ現状を批判するだけで参考になる部分は少なかった。人間関係が何より苦手でぼっちやってるのに、将来の為に友達を沢山作れと言われても困る。

  • えいなえいな さん

    この歳で一人だとそろそろ一生独身というのを意識してしまいます。一人でいるのも好きなので全然良いのですが、やはり老後に一人になるといろいろ問題が多そうだぞ、と考えました。しかし本書を読む限りひとりぼっちでもきちんと準備しておけば悪くないようにも思えてきます。要するにきちんと蓄えがあって健康であれば何とかなるし、一人の老後を楽しめるということです。今のうちから貯金と運動をしっかりしておきたいものです。

  • まある さん

    そう遠くない将来、わが身にも迫る切実な問題。身内の保証人を立てないと、入院、手術、施設への入所、賃貸契約などができない。それも若い(働き手世代の)保証人でなければいけないとか。この悪しき慣習をどうにかしなければならないというのが、著者が最も力説している点だ。あとは、おひとりさまになることを見越して、人間関係を築いておくこと。

  • てくてく さん

    既にどこかで読んだ内容と重なる部分が多かった。他方、未婚・既婚を問わず、子がいてもいなくても老後は一人ぼっちになってしまう人が多いのだということ、核家族の進行に合致していない「身元保証人」問題を取り上げている点、そして、定年後の男性とは異なり働くシングル女性は実は地域社会には受け入れられづらいのだということなどを取り上げている点が興味深かった。

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