カラスは飼えるか

松原始

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784103532514
ISBN 10 : 4103532513
フォーマット
出版社
発行年月
2020年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
松原始 ,  
追加情報
:
224p;20

内容詳細

鷹の速さやフクロウの平たい顔の秘密、恐竜との関係や天候不順にどう対応しているかなど、身近な鳥の秘密に迫りつつ、案外とヘタレで弱気なのに悪賢いと思われがちなカラスの生態やポイントを、あますところなく「カラス先生」が伝えます。カラスって、やっぱりおもしろい!カラス好き、鳥好きに贈る、愉快な一冊。

目次 : 脳内がカラスなもので/ 1章 フィールド武者修行/ 2章 カラスは食えるか/ 3章 人気の鳥の取扱説明書/ 4章 そこにいる鳥、いない鳥/ 5章 やっぱりカラスでしょ!/ 付録―カラス情報

【著者紹介】
松原始 : 1969年奈良県生まれ。京都大学理学部卒業、同大学院理学研究科博士課程修了。専門は動物行動学。東京大学総合研究博物館・特任准教授。研究テーマはカラスの行動と進化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
松原先生の鳥類・動物エッセイはいつもおも...

投稿日:2021/04/10 (土)

松原先生の鳥類・動物エッセイはいつもおもしろいですが、今回のは 特によかったです。いつものガンダムや航空機でのくすぐりはほとんど ないのにこのおもしろさと読みやすさ。 今回は、カラス以外の動物や鳥類の話が多く、しかも身近に感じられる 題材を取り上げてくれました。それでも、徐々に鳥寄り〜カラス愛に 変わっていくところが「カラス屋」松原先生と言えましょう。 近日、新しい作品も出るようです。楽しみにしています。

WM-102 さん | 不明 | 不明

0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥 さん

    (2023-21)【図書館本】「カラスは飼えるか?基本、飼えない。以上。」カラスの飼育方法ではなくて、京大のカラス屋松原さんの鳥或いは動物エッセイ。屋久島の猿調査の話や、猛禽類やニワトリの話などなど。とはいえどカラス屋なので、あちこちにカラスが登場し、カラス愛が感じられる。人気のある鳥の条件として、綺麗で、賢くて、社会性があって、動作が面白くて見ていて飽きない事を挙げている。カラスは全部当てはまるのになぁ。何故人気がないんだろう?カラスかわいいのにー。★★★★

  • トムトム さん

    あぁ、面白かった!松原先生のカラス本にはずれなしです。博物学は全ての存在に対する偏執的な愛である、との言葉に共感しました。生き物だけでなく鉱物、人工物、メカ、お化け、妖怪、全ての存在に対する愛と畏敬の念が大切だと思います。些細な事にも「すごいなぁ」と思いながら生きていると、毎日が楽しくなります。少々アホな子扱いされる事もありますが、それはそれ♪

  • shikashika555 さん

    松原始さんのカラス本最新刊。 鶏や鷹、鵲、フクロウ、ドードーなど、カラス以外にも鳥の話が盛り沢山で楽しめる。面白くてちょっとためになる本。 カラスの賢さとドンクサさも好奇心旺盛なくせに怖がりなところも、読めば読むほど愛しくて興味が湧く。 学習が早くて、でも人間のためには働かない。 賢そうでマヌケ。 しつけたら役に立ちそうに見えて、実は自分の事しか考えてない。 嫌われてても、マイペース。 とってもすてきな奴ではないか。 私もカラスみたいに生きたい。 もう既に 似てるかもしれない。

  • アッキ@道央民 さん

    久しぶりにカラス本が読みたいなと思って読んでみました。カラスの教科書の松原始さんの著書。屋久島でのサルの研究のお話しなど、盛りだくさん。カラスに限らず、フクロウや猛禽類のお話し等を動物行動学などの視点から面白く解説してくれているので、鳥好きな方は読んでみると面白いかも。カラス、飼うのはかなり覚悟は必要そうだけどね。もちろん、カラスのお話しも、興味深いし、何よりカラス愛に溢れている。カラスを含めた身近な自然に興味を抱かせてくれる1冊だと思います。

  • ミライ さん

    タイトル&ジャケ買い、著者はカラスの行動・進化を研究している松原始さん。「これはカラスの飼い方を述べた本ではない」で始まる本作は、カラスを中心にカラス以外の鳥(フクロウや鷹など)などの生態・行動を紹介した一冊。冒頭からサルの話題ではじまり、そしてニワトリの話になったり動物行動学が専門の著者だけに我々の知らない動物の生態が事細かに解説されていて面白い。植物も動物も食べる「なんでも屋」であり、スカベンジャーでもあるカラスは実は我々の生態系を維持しているキープレイヤーなのかもしれない。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

松原始

1969年、奈良県生まれ。東京大学総合研究博物館・特任准教授。京都大学理学部卒。同大学院理学研究科博士課程修了。専門は動物行動学。研究テーマはカラスの生態、行動と進化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

物理・科学・医学 に関連する商品情報

おすすめの商品