マイノリティだと思っていたらマジョリティだった件

松井彰彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784909753144
ISBN 10 : 4909753141
フォーマット
出版社
発行年月
2022年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
304p;19

内容詳細

異世界から来た!?いえ、転生したわけではありません。障害者、性的マイノリティ、家庭に問題を抱えた人、社会になじめず独自の生き方をしてきた人etc.“フツウ”からはみ出した者たちのライフストーリーから見えてくるものとは?

目次 : 1 フツウの世界からはじかれて暮らすことになりましたが、元気でやっています(地獄から社会を眺めて/ 僕はサイボーグ/ 素顔をさらす、さらせない、どちらも自分 ほか)/ 2 フツウと違う家族も悪くない、フツウにこだわらなければ(「沈没家族」で育った土と今の僕/ 狂人の領地/ 家族を感じ、家族を思う ほか)/ 3 居場所がないので、つくってみました(テント村にて/ 自分の家を自分で考える/ 1万キロ離れた国での居場所 ほか)

【著者紹介】
松井彰彦 : 1962年生まれ。東京大学大学院経済学研究科教授。日本経済学会会長、東京大学経済学研究科副研究科長在任中に心サルコイドーシスにより入院、障害者手帳を取得。エコノメトリック・ソサエティ・フェロー(終身特別会員)

塔島ひろみ著 : 1962年東京都生まれ。『ユリイカ』1984年度新鋭詩人。1987年ミニコミ『車掌』創刊。編集長として現在も発行を続けている。1988年より東京大学大学院経済学研究科にて非常勤で事務職を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 宇宙猫 さん

    ★★ 障害・病気・ジェンダー・国籍・考え方等々で、生きづらい思いをしている人たちのエッセイ。こういう困難があるのかという気付きにはなるけど、エッセイ集なので社会に対する不満や批判の言いっ放しが続いて、書いている人達へのモヤモヤがつのってくる。連載などで1話ずつ読んだら良かったかも。

  • ゆーかり さん

    “普通”じゃない、或いは自分は普通でないと思いながら生きていくこと。性暴力体験からのPTSD、身体的や精神的な障害、家族、家庭環境、ジェンダー、様々な“普通”。そういう立場でなくても力で思い通りにしようとする人々はいて同じような経験をする事がある。「足を踏まれているほうはすぐ気がつくが、踏んでいるほうは気づきにくい」本当にそう思う。踏まれている足だけでなく、踏んでいるほうの足にも目配りして研究していますという前川直哉氏。捉え方次第でマジョリティになったりマイノリティになったり。たまの石川氏は充実している。

  • 波 さん

    【図書室】最初から度肝を抜かれた。学校図書館に置いても良いか、出しても良いか、少し悩む。それでも、何人の生徒がこの本を手に取るかはわからないけど、出そうと思う。この本を買ったのに、置かないのは差別と一緒だと思うから。新刊紹介文、なんて書こうかなぁ🤔

  • Invierno さん

    一番は、ナガノさんの文章に衝撃を受け、頭を殴られたような気分になった。自分を「正常」と規定する人間のおごりを自覚させられた。そして、最後の前川さんの文章は、私もこのような姿勢で生きていきたいものだと思わされるものだった。濃くて、一つ一つ味わう気持ちで読んでいったので、大変時間がかかった。

  • ぽぽる さん

    ある部分で少数派性をまとっていても、その他の大部分は多数派の側に立っていて、総体的にはマジョリティだったりする。そういう場合、自らの少数派的な部分に関しては、啓発に努めたり権利を主張するが、多数派の面についてはあまり触れなかったり、人間はご都合主義的である。

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