うつろ舟 ブラジル日本人作家・松井太郎小説選

松井太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784879842855
ISBN 10 : 4879842850
フォーマット
出版社
発行年月
2010年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,325p

内容詳細

若き日にブラジルに渡り、言語的孤立の中で日本語で書き続けた孤高の作家・松井太郎の代表作品を編んだ作品集。ブラジル奥地を舞台に日本人が日本人でなくなる臨界点を描いた表題作のほか、4つの短篇を収録。

【著者紹介】
松井太郎 : 1917年神戸市生まれ。19歳の時、一家でブラジルに渡り、サンパウロ州奥地で農業に従事。ブラジルの手強い大地と気候に、数十年間対峙してきた。還暦を迎え隠居するにあたり、小説の執筆を開始。現在までに中短編20作品超を執筆。90歳を越えた現在も、創作活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ハチアカデミー さん

    1936年にブラジルに渡り、戦後もその地で生活する。還暦を迎えた後、小説執筆を始めたという「恐るべき老人」である。若い頃から小説が好きで読んでいたと言うだけあり、文体や作風は日本の純文学であるのだが、描かれる対象がブラジルなのだ。表題作では、移民の男と三人の女の交わりが描かれる。血縁は無いのに、結婚した女の連れ子を抱え生活をする。過去の事件故、各地を転々とせざるを得ない主人公は、やがて大人になった息子に裏切られる。最後まで安定することのない、うつろいゆく生涯が描かれる。ほか、「神童」が良い。

  • 厩火事 さん

    ブラジル移民について興味を持って調べていたら見つけた本。スタインベック風な文体に最初はきな臭さを感じましたが、グイグイ引き込まれてしまいました。遠いブラジルの風を感じながら読むことが出来ました。

  • pitch さん

    ブラジル文学の流れとか小難しいことは抜きにして、とにかく話がどれも面白かった。こんな作家もいるんだということを、もっと皆に知ってほしいです。

  • yummyyy さん

    おもしろい。

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人物・団体紹介

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松井太郎

一般社団法人とっとりプロフェッショナル人材戦略拠点代表理事。株式会社あきんど太郎代表取締役店主。シニアが多い全国のプロフェッショナル人材戦略マネージャーの中で最年少。大阪府出身。ソフトバンクを経て2016年から現職。地方版ハローワーク「鳥取県立鳥取ハローワーク」の無料職業紹介機能と「プロフェッショナ

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