江戸料理読本 ちくま学芸文庫

松下幸子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480094834
ISBN 10 : 4480094830
フォーマット
出版社
発行年月
2012年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
287p;16

内容詳細

鰹の刺身に芥子を添えて、鱧皮なますと、白和えで冷や酒を一献。鬼平が目を細め、梅安が舌鼓打った献立の数々。醤油などの調味料が完成し、流通網が整備された江戸時代に、日本料理は急激な発展を遂げる。加えて、大名家お抱え料理人らが料理心得本、レシピ集を多数刊行したことから、家庭でも、素材を生かしつつ小技をきかせた、粋な料理が作られるようになった。本書では、『豆腐百珍』『名飯部類』『黒白精味集』『素人庖丁』など、江戸時代に出版された数百冊の料理書から、当時愉しまれた献立約七十種と、その作り方を紹介する。江戸時代の料理屋名店ガイドなども収録。

目次 : 江戸料理入門/ 米料理/ めん料理/ 魚介料理/ 肉料理/ 卵料理/ 豆腐料理/ 野菜料理/ 大根料理/ いも料理/ きのこ料理/ こんにゃく料理/ 海藻料理/ 漬物/ 菓子/ 珍奇な料理/ 食禁

【著者紹介】
松下幸子 : 1925年生まれ。東京女子高等師範学校家政科を卒業。埼玉師範学校、埼玉大学を経て、1965年より1991年まで千葉大学に勤務。現在千葉大学名誉教授。国立劇場(第一食堂十八番)や歌舞伎座などで、江戸料理の再現を手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    江戸時代、「〜百珍」にも載った粋な料理が現在でも作れる方法も紹介しているお料理本。もちろん、「この食べ合わせは体に良くない」や「羹やお吸い物を複数出すときやお客さんへの心得」なども収録。天保の大飢饉時に出版された料理本で載っていた長屋のように巨大な田楽に託した「お腹いっぱいに食べたい」という心に泣きそうになります。大根おろしなどの薬味でさっぱりとした料理の数々はこの暑い夏にも使えそう。茶飯、ふわふわ卵、雷豆腐など是非とも作って再現したくなります^^

  • onisjim さん

    これは楽しい本だった。鬼平や梅安もいいのだけど、それよりも長屋の熊公、八公がどんな飯をかっこんでいたかを想像しながら読んだ。人が何をどのように食べてきたかという歴史、話題は興味が尽きない。

  • S_Tomo🇺🇦🇯🇵 さん

    江戸時代の料理本から分野別にレシピを紹介していく本。 料理を通じて江戸時代は決して遠い過去ではなく今と繋がった時代の流れを感じる。 それよりも江戸時代に料理本が何種類も出ていた事にも驚いている。

  • fukura さん

    おすすめの本。

  • しちこ さん

    料理の心得に食べる人への心配りが大事とあったが、料理人だけでなくそれが家庭料理であっても、その心がけは今も昔も一番忘れてはいけないものだったんだなあとしみじみ思う。簡単にできそうなものも多々紹介されているので作ってみたい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品