ナミヤ雑貨店の奇蹟

東野圭吾

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041101360
ISBN 10 : 4041101360
フォーマット
出版社
発行年月
2012年03月
日本
追加情報
:
385p;19

内容詳細

あらゆる悩みの相談に乗る、不思議な雑貨店。しかしその正体は……。物語が完結するとき、人知を超えた真実が明らかになる。すべての人に捧げる、心ふるわす物語。


悩み相談お任せください――。
時空を超えて交わされる、温かな手紙交換。
過去と現在が鮮やかに繋がったとき、すべての真実が明らかになる。
すべての人に贈る、感動と驚愕の物語。


■第一章 回答は牛乳箱に
■第二章 夜更けにハーモニカを
■第三章 シビックで朝まで
■第四章 黙祷はビートルズで
■第五章 空の上から祈りを




【著者紹介】
東野圭吾 : 1958年、大阪府生まれ。85年、『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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多作かつ早書きのこの作家の温かい心が、大...

投稿日:2012/12/07 (金)

多作かつ早書きのこの作家の温かい心が、大人のメルヘンとして結実した佳品です。いわゆるミステリーやサスペンスとは違いますが、独自の魅力を備えた心温まる作品です。

youone さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • どんちん さん

    メルヘンというかファンタジーというか、ほんわかしというのが感想です。マンガとかでもありがちなストーリーという感じも正直しましたが、この連作短編?的できっちりと今日の脇役は明日の主役(またはその逆)と詰めているのは、さすが東野作品。「新参者」がこのような構成だったかな?現在と過去の時間軸もあるので、新参者より立体的な連作短編というのでしょうか(笑)

  • takaC さん

    例によって刊行に備えての予習(?)終了。第4話・第5話がちょっと長めだけど所要5夜/5話。連載は5話合計350ページくらいなので単行本には加筆修正があるだろうと勝手に期待中。なくても予約キャンセルしないけど。(笑)

  • kishikan さん

    この本を読み始めてまず浮かんだのは「生協の白石さん」。続いて思うのは、重松清さんの小説。切ないけど、暖かい話だったなぁ〜。絶対あり得ないのに、こんな人生相談所が身近にあったらなぁ、とか、苦難の崖っぷちに立たされた時、「もしも」このような奇跡が起きたら、どんなに心が休まるんだろうって思ってしまう。過去と現在との時間の相違を一軒の雑貨店がタイムマシンのように結び、それぞれ深刻な悩みを持つ人たちが、どこかで関わり合いながら、生きる価値を見つける。東野さんのこれまでの世界とはちょっと異なる、良い話の数々でした。

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    悩み相談とSFの融合?うまく話を繋げられていて流石にすごい。

  • hiro さん

    読む前は、手紙によって未来と過去がつながる話は、アメリカ映画としてもリメイクされた韓国映画『イルマーレ』の二番煎じかと思っていた。しかし、時間を越えての‘悩みの相談と回答 ’を軸に、「ナミヤ雑貨店」と「丸光園」、そして登場人物たちが複雑にクロスオーバーしながら、親子・兄妹・恋人・仕事のついての相談が、時間を経て相談の結果どのようになっていくかという、今までなかったハートフルな小説だった。もちろん殺人事件は起きないこの作品は、東野作品では『白夜行』と対極の作品だが、『白夜行』とならぶ好きな作品になった。

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人物・団体紹介

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東野圭吾

1958年大阪府生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。’85年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞受賞。’99年『秘密」で第52回日本推理作家協会賞受賞。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、’12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、’13年『無幻花』で第

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