あの頃の誰か 光文社文庫

東野圭吾

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334748975
ISBN 10 : 433474897X
フォーマット
出版社
発行年月
2011年01月
日本
追加情報
:
16cm,328p

商品説明

東野圭吾氏の単行本未刊行作品を一挙に集めて文庫オリジナルで(ゼイタクに)刊行! 単なる蔵出しではなく、著者自身のアイデアによる大幅な改稿によって、あの「バブル時代」を改めて振り返る作品集として、見事に生まれ変わっています。あの頃のあなたに出会えるかも? 全8編。

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作者曰く「わけあり物件」を集めた短編集だ...

投稿日:2013/08/04 (日)

作者曰く「わけあり物件」を集めた短編集だそうで。初期の作品が多いため作品に時代を感じてしまします。同氏の長編「秘密」の原型になった作品も入っていて、短編集なので割と読みやすいです。

凍土 さん | 不明 | 不明

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バブル時代の日本が描かれていて、面白く読...

投稿日:2012/01/20 (金)

バブル時代の日本が描かれていて、面白く読めた。 物足りないかも知れないが、淡白でむしろよかった。

25CENT さん | 神奈川県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア さん

    8つの短篇を収録。「あとがき」によれば、それぞれ何らかの理由で、これまでの短編集からは漏れていたもの。概ね一つの着想を巧みにあしらった軽いタッチのものが多い。中では長編『秘密』の原型になった「さよなら『お父さん』」と「二十年目の約束」は他のものよりは本格的な構想を持っているようだ。一方、作品集のタイトルの由来となった巻頭の「シャレードがいっぱい」は、バブル期に書かれたものらしいが、内容も文体も構想もお気楽に浮かれすぎていて、ほとんど軽薄といってもいいほど。なお、篇中のベストは「二十年目の...」だろう。

  • Tetchy さん

    収録作は89年から95年にかけて書かれた作品で、バブル景気に浮かれる日本を髣髴させるキーワードが物語に織り込まれていて感慨深い。特に顕著なのが、第1編目の「シャレードはいっぱい」と2編目の「レイコと玲子」。「バブルは遥かなりにけり」の感はあるが、これはこれでそういう時代があったことを知る貴重な資料にもなるのではないか。しかし長い創作活動の中で埋もれてしまった短編が再び日の目を見るように本に纏められるのも東野氏が今や当代一の人気ミステリ作家になったからこそだ。しかしやはりバブルは強烈だったなぁ。

  • HIRO1970 さん

    ⭐️⭐️⭐️図書館本。国内出張(佐賀)に持って行きました。人気があるので気になっていましたが、東野さんは初めて読んでみました。推理小説を書く作家さんだとようやく知ることができました。後書きをよんでかなり珍しい訳ありの短編集だと分かりました。仕事で疲れていてもリフレッシュで読める本でした。バブル期やちょっと前の作品が多いので中年以上の大人向けです。

  • kaizen@名古屋de朝活読書会 さん

    雑誌などで既発表の短編集8つ。 二十年目の約束 レイコと玲子 再生魔術の女 名探偵退場 さよなら『お父さん』 シャレードがいっぱい 眠りたい死にたくない 女も虎も あとがきで,訳ありでこれまで短編集に掲載してこなかった理由を書いている。 好きな順番,あるいは嫌いな順番に並べてみるとよいかもしれない。 読んで損したと思ったものはない。あーあと思ったものはある。

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    ワケあり物件の短編集。秘密を読み終えてからこの本を読めばその原型があるので、少しニヤリとできるかも。

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人物・団体紹介

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東野圭吾

1958年大阪府生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒業。85年『放課後』で第三十一回江戸川乱歩賞を受賞。専業作家に。99年『秘密』で第五十二回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第百三十四回直木賞、第六回本格ミステリ大賞、12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第七回中央公論文芸賞、13年『夢

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