「絵解き」雑兵足軽たちの戦い 歴史・時代小説ファン必携 講談社文庫

東郷隆

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062755603
ISBN 10 : 4062755602
フォーマット
出版社
発行年月
2007年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,233p

内容詳細

戦国時代の合戦で活躍した雑兵足軽たち。勝敗を決する部隊の主役でありながら、武将の陰で注目されてこなかった彼らの戦いの実像を、正確な考証とリアルなイラストで再現。足軽のルーツ、合戦への動員のされ方、給料の額、集団戦法と武器の使用法など満載の、ビジュアル歴史読みもの第2弾。

目次 : 雑兵足軽像の実際/ 下級兵士の発生/ 源平から鎌倉へ/ 弓兵となる雑兵/ 対モンゴル戦と倭寇/ 南北朝と武装民(悪党と野伏)/ 雑兵弓の威力/ 雑兵の新兵器/ 応仁の乱と足軽/ 村々の雑兵〔ほか〕

【著者紹介】
東郷隆 : 1951年横浜市に生まれる。国学院大学経済学部卒業。同大学博物館学研究助手、編集者をへて、作家活動に入る。1990年、『人造記』を発表、注目を集める。1994年、『大砲松』により吉川英治文学新人賞、2004年、『狙うて候銃豪村田経芳の生涯』で新田次郎文学賞を受賞

上田信 : 1949年青森県に生まれる。小松崎茂氏に師事し、MGC社宣伝部に勤務後イラストレーターとして独立。武器・戦闘シーンの緻密な描写には定評がある。海外でも有名な、プラモデルなどのボックスアーティスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • shiozy さん

    拙者は、刀は持てども馬を持たず。戦国の兵隊の位でいえば、「雑兵足軽」のたぐいである。馬に乗ってこその武士なのだが、戦も集団戦が主流となると、「雑兵足軽」の組織戦が勝敗を決めるようになる。その意味では、大きな戦術的価値があるのである。かの、宮本武蔵も「雑兵足軽」なのである。拙者は宮本武蔵を目指そう。

  • YONDA さん

    足軽の歴史については勉強になるが、もう少し深く掘り下げたものを期待していた。時折入る絵がシュールで面白い。

  • 金目 さん

    平安時代に遡る日本の雑兵足軽の歴史を年代順に解説する一冊。最終的に「旧日本陸軍も足軽もあんまり変わりない(装備や運用が)」ってオチはウィットが効いてる。陣中心得の排泄や医療、盗み、弓や槍の運用なんかが勉強になった。木曾義仲の時代から戦国時代まで、食い詰め者が戦に行って略奪してくるのは同じらしい。子供に飯食わせてやるために戦に連れてくる事がしばしばあったから禁止されたって話が何とも切ない。出稼ぎ感覚で戦に参加してた時代があったんだなぁ

  • 及川まゆみ さん

    毎度お馴染み東郷&上田コンビ(笑)。絵はカッコ良くないですけど、実際こんなもんだろうと思わしてくれる説得力アリアリの劇画調。ただし本当に読ませる気あんのか?と問いたくなるくらいやる気のない挿し絵の配置。よくもまぁ著者二人の勢いをここまで削がせる作りにしたもんだ。この内容に愛情感じている編集者がいなかったんじゃないのかと哀れになってくるほど粗い。これ文庫本書き下ろしなんですね。なんかもったいないくらいの中身です。

  • TALOS さん

    今後ふっと戦国時代にタイムスリップしないとも限らないので念のため読みました。平安時代後期からさらっとですが、明治時代あたりまでの雑兵と呼ばれる人たちの戦い方や暮らしぶりがありありと書かれていてとても役に立つ内容でした。漠然と下っ端戦闘員のイメージしかなかった足軽がどこの馬の骨とも知らない輩から組織だった常備軍の構成員に変貌していく過程は合理的な進化を感じました。

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人物・団体紹介

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東郷隆

横浜市生まれ。國學院大學卒。同大博物館学研究員、編集者を経て作家となる。1990年「人造記」等で直木賞候補となり、1994年『大砲松』で吉川英治文学新人賞を受賞、2004年『狙うて候 銃豪村田経芳の生涯』で新田次郎文学賞を受賞、2012年『本朝甲冑奇談』で舟橋聖一文学賞を受賞した(本データはこの書籍

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