バーにかかってきた電話 ハヤカワ文庫

東直己

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150305383
ISBN 10 : 4150305382
フォーマット
出版社
発行年月
1996年01月
日本
追加情報
:
16cm,370p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • Tetchy さん

    次から次へと謎が連続し、ページを繰らせる。今回の物語は全てコンドウキョウコという女によって描かれ、そしてピリオドが打たれる。主人公の青臭く身勝手な子供っぽい独白は第1作目と変わらないのに読後感は前より悪くなく、寧ろ良い。本懐を遂げた女の生きる道を見せてくれた、そんな思いでいっぱいだ。実に遣る瀬無く、切ない話なのだが、この女性が見事過ぎて爽快感を覚える。日本最北の繁華街ススキノ。そこで起きるドラマを、北海道を、専らススキノを愛する作者は青臭くもセンチメンタルに描く。またいつか作者の描くススキノを訪れよう。

  • ehirano1 さん

    Too much alcohol!でクレイグ・ライスのマローンを彷彿させられ且つ、クレイグ・ライスのマローンシリーズ同様に楽しめました(ちょっと似てるかなとも感じました)。コンドウキョウコの正体はもはやご愛敬レベルwww。

  • 七色一味 さん

    読破。前作よりも読みやすくなった、というレビューが多いけど、私的には前作も今作も大変面白く読ませていただきました。一応、コンドウキョウコの正体は途中で気がついてしまったけれど、最後まで依頼人に翻弄される<俺>が良い感じです。まぁ、映画の影響でしょうが、これまた私的には「大泉洋」 ではなく「工藤ちゃん」なんですよ。引き続き、このシリーズを追っかけてみようと思ってます。

  • 再び読書 さん

    面白かったが、期待はずれ。ハードボイルドでも、ユーモアにあふれるでも無く、微妙。酒ももう少し掘り下げて欲しい

  • セウテス さん

    ススキノ探偵シリーズ第2弾。初作が設定説明も有ったのだろうが、本作は断然読み易くなっている。いつも根城としているバーに、キョウコという記憶に無い女性から電話がかかってくる。それは奇妙な依頼であったが、俺は仕事を受ける事にする。やがてキョウコという女性は、1年近く前に亡くなっていると分かる。面倒くさいと言いながらも、依頼人やススキノの住人の為に動く、俺の生活観やスタンスが面白い。ススキノの街もそこで生きている人々も妙に現実的で、事件があり謎が在るのだが、当たり前の人の温度や悲劇喜劇が伝わってくるのが良い。

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人物・団体紹介

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東直己

1956年札幌生まれ。北海道大学文学部哲学科中退。92年『探偵はバーにいる』で作家デビュー。2001年、『残光』で第54回日本推理作家協会賞の“長編及び連作短編集部門”賞を受賞

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