探偵さえいなければ 光文社文庫

東川篤哉

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334779580
ISBN 10 : 4334779581
フォーマット
出版社
発行年月
2020年01月
日本
追加情報
:
296p;16

内容詳細

さまざまな着ぐるみが集う烏賊川市のビッグイベント「ゆるキャラコンテスト」。その準備中に、一人の出場者が胸を刺されて死んでいるのが発見された! 事件解決のリミットはコンテスト開始までの一時間。探偵の鵜飼は真相解明に乗り出すが――。(「ゆるキャラはなぜ殺される」)おなじみ烏賊川市の面々がゆるーく活躍する、大人気ユーモアミステリー傑作集!

【著者紹介】
東川篤哉 : 1968年広島県尾道生まれ。岡山大学法学部卒。’96年から公募アンソロジー『本格推理』『新・本格推理』に短編を発表。2002年、カッパ・ノベルスの新人発掘プロジェクト「Kappa‐One」第1弾に選ばれた『密室の鍵貸します』で、本格デビューを果たす。’11年には『謎解きはディナーのあとで』が第8回本屋大賞に選ばれ、大ベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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烏賊川市シリーズ。作者の圧倒的なユーモア...

投稿日:2021/06/24 (木)

烏賊川市シリーズ。作者の圧倒的なユーモアセンスが今回もちりばめられています。できれば烏賊川市シリーズをずっと続けて欲しいものです。

sissy さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Akihiko @ VL さん

    東川篤哉さん13冊目の読了。烏賊川市シリーズ8作目。短編ひとつひとつもさることながら、何よりもまず巻末の解説が素晴らしい。"探偵さえいなければ" このタイトルに隠されたもう一つの伏線を、まさかここで明らかにされるとは思いもよらなかった。考えてみればあまりにも東川さんらしいと言えばらしい単純なブラックジョークに気付けなかったことが悔しい。これは不肖、烏賊川市市民として誠に遺憾であると言わざるを得ない。"探偵"がこんな立ち回りをしても許されるのは本シリーズだけであって欲しいと心の底から思うそんな私である。

  • saga さん

    犯人が初めに明かされる倒叙ミステリーが多い短編集。犯罪を犯す人間の弱さが、鵜飼探偵、砂川警部など異次元のキャラによって引き立つ。本作品のキモの部分を素晴らしく解説をする阿津川氏。そんな短編集でも異色なのが「ゆるキャラはなぜ殺される」の、衝撃(笑撃?)のラスト。

  • かめりあうさぎ さん

    烏賊川市シリーズ第8弾。短編5話収録。そのうち3話は倒叙モノ。相変わらずのギャグセンスであっという間に楽しく読了しました。このシリーズは一人称の心の声が非常にコミカルなので、倒叙モノがハマるなぁと思います。ユーモア部分に隠れがちですが、ミステリ部分はしっかりしていて結構難問揃いだった印象。朱美さんと流平くんもでてきて、変わらない烏賊川市がそこにあることがうれしい。いやぁーしかし完全犯罪って、やっぱり難しいものですね。シリーズ長く続いて欲しいものです。

  • ハゲおやじ さん

    ごぶさたの作家。鵜飼だけでなく他のメンバーも もうちょっと出てくる事を期待していたけど、これはこれで有りかなぁ。「烏賊川市シリーズ」って事だからねぇ。読まれた方が大方書かれている様に”ゆる〜い”感じが定番で今回も健在。私には合っている。でも「ゆるキャラは…。」は、ちょっとくどいので イラッ!っとなったのは、コロナショックのストレスかなぁ(やれやれ)。とはいえ ”ローレックス”は笑ったし、”頭の恰好”には逆転の発想で面白かった。いつまでも続いて欲しいシリーズと私は思う。

  • Masaru M さん

    探偵役がコロコロ入れ替わって楽しい。朱美も志木刑事も活躍するし。それにしても剣崎マイカがなぜあんなにも鋭いのかと。(剣先だから?)ロボットでアリバイをって話が今風で好き。ゆるキャラの最後は若竹七海ふうの後味悪さが心地いい。

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人物・団体紹介

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東川篤哉

1968年広島県生まれ。岡山大学法学部卒業。2002年カッパ・ノベルスの新人発掘プロジェクトで長編デビュー。11年『謎解きはディナーのあとで』が本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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