山口小夜子 未来を着る人

東京都現代美術館

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309275888
ISBN 10 : 4309275885
フォーマット
出版社
発行年月
2015年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
215p;26

内容詳細

山口小夜子の豊富な写真資料のほか、論考、ゆかりの人物のエッセイなどを多数含む没後初めての本。

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読書メーターレビュー

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  • こばまり さん

    神々しいまでの美しさ。「雨や風でも着ることができる」という生前の言葉から、彼女は肉体という服を脱ぎ、今や四元素としてこの地球に存在しているのではないか。いや大気圏を軽く超え、宇宙からこちらを眺め下ろしているのではないかとすら思う。

  • むぎじる さん

    切れ長の瞳に、黒くまっすぐな髪の毛。そう聞くと、和風な美人を頭に浮かべてしまうが、山口小夜子さんはその範疇を超えている。妖艶という言葉がしっくりとなじむ人。語りかけてくるような饒舌な目線は、どの写真を見ても惹きこまれる。

  • 井月 奎(いづき けい) さん

    山口小夜子の芸術には「纏う」という言葉がうかびます。服を纏い役を纏う。命に肉体を纏う。舞台やスチールモデルの作品でその美しさは見ることができますが、小夜子の本領はモデルで発揮されます。彼女の身体を芯にして化粧と服を纏ってそれらと会話をして歩く姿が彼女の真骨頂でありましょう。では私たちは彼女の真髄を味わうことは叶わないのでしょうか?そんなことはありません。鑑賞者の心で彼女の芸術を、その命を汲むのです。リストのピアノ演奏をホルヘ・ボレットなどの演奏から汲みだすように。そうしてこそ芸術家は永遠の命を得るのです。

  • くさてる さん

    なんと素晴らしく美しいひとがここにいることか。好き嫌いはともかくとしても、この佇まいになんらかのかたちで心を動かされずにいることはとても難しい。山口小夜子という稀有な存在にため息をつく読書体験となりました。展覧会そのものも行きたかったなあ。

  • seichan さん

    評伝映画「氷の花火」を見たので。切れ長のまなざしのイメージだが、実はくりっとした目で、スタッフとともに「SAYOKO」像を創り上げたという。本人もそもそも服飾を学んでたし、「美」を目指し、一流の人々とともに働き、デザインやメイクやパフォーマンスなど、研鑽して己を磨き上げた人。外見の美のみならず、努力と思索と探索を重ねた真摯な人間力が、あの不思議な、奥行きのあるうつくしさにつながっているのではなかろうか。 ……彼女はハマっ子だったのね。ハーフ美女全盛の時代に、物怖じせず自分を打ち出す姿勢、いかにもだわ。

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