東京大学史料編纂所

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日本史の森をゆく 史料が語るとっておきの42話 中公新書

東京大学史料編纂所

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784121022998
ISBN 10 : 4121022998
フォーマット
出版社
発行年月
2014年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
240p;18

内容詳細

42人の日本史のプロが明かす、史料に隠されたとっておきのエピソード。正倉院から戊辰戦争まで、誰も知らない秘話、逸話、裏話が満載

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読書メーターレビュー

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  • れみ さん

    古代〜明治維新期までの様々な書状や手紙などの史料をもとに研究している方たちによる、歴史上の人々についての逸話がまとめられたもの。興味を惹かれる度合いが話題によってまちまちだったけど、こういう研究をされている方たちによって発見されたことが後々、歴史についてのもっとやわらかい読み物やテレビ番組などで取り上げられたりする機会があるのかも、と思うととても興味深い。個人的には「不完全な文書の魅力」「未婚の皇后がいた時代」「旗本野一色家の御家騒動」「江戸城と江戸」が良かった。

  • 壱萬弐仟縁 さん

    4刷と売れているようだ。正倉院文書:役所での不要書類(4頁)。断簡:書類の一片一片(5頁)。秀吉の朝鮮出兵で大名が焼物業を発展させるため陶工が陶祖になった説(45頁)。史料の藪を掻き分けるて進むことの困難さを思う。中山定親(1401〜59)の日記『薩戒記』は朝廷と室町幕府の仲介をする武家伝奏にあり、公武関係を語る(116頁)。鎌倉幕府の裁判書=裁許状は7百通残っている(137頁)。洛中洛外図屏風に描かれた京都で商われていた珠数があるという。珠数玉生産地が近江八幡とのこと(208頁)。

  • 金吾 さん

    史料の山から抽出分析し、一つの推論を出していく面白さを伝えてくれる一冊です。始めての視点だらけであり、理解しきれていない部分はありますがワクワクもしました。

  • さきん さん

    残された紙の史料から真実を探る研究者たちの取り組みを紹介。普段なら、論文で一般の人たちにとっては読みにくい形になることが多いが、本書では、研究者自身が史料から読み取れたこと、考えられることをかいつまんで解説してくれる。面白かったのは、オランダ人が名誉革命を幕府にどう伝え、幕府はどう理解したか、中世の航路はどうだったか、裏紙や不完全な書物から見える人々の率直な思い、雑事、生活など。

  • 浅香山三郎 さん

    東京大学史料編纂所の所員(教官)の皆さんによるミニ論考集。限られたページ数で何をどう取り上げるかといふ点に、各々の書き手の個性が見へる。教科書レベルの知識からずつと自論へとフォローしてくるといふことが、割り当ての紙幅からは難しいので、それなりに日本史に親しんでゐる人向けといふべきか。全部を評することはできないが、論文が面白い人は、かういふ文章も分かりやすいし、若い研究者の人たちは、文章は固いけれども、目の付け所にセンスを感じる。

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