ミュージアムヒストリー 東京国立博物館 150年のあゆみ

東京国立博物館

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784642084215
ISBN 10 : 4642084215
フォーマット
出版社
発行年月
2022年10月
日本
追加情報
:
115p;26

内容詳細

明治5年、湯島聖堂博覧会開催を機に誕生した東京国立博物館。初期収蔵品や明治期の展示風景、関東大震災、第二次世界大戦などの難局をどのように乗り越えたか、話題を呼んだ展覧会など豊富なトピックと写真で150年のあゆみ、現在の活動の舞台裏や展示施設の特色を紹介。文化財を守り伝えることの大切さを感じながら博物館の魅力に迫ります。

[目次]
まえがき/凡例/東京国立博物館のあゆみ/写真でたどる東京国立博物館の歴史(明治〈湯島聖堂博覧会 東京国立博物館のはじまり/町田久成 文化財保護に尽くした初代館長/他〉/大正〈キリンと天産資料 帝室博物館時代の収蔵品/森鷗外 総長として博物館の課題解決に尽くす/他〉/昭和〈復興本館の開館 現在の東京国立博物館の顔/昭和初期の研究員 職員初公募と当時の文化財輸送/他〉/平成〈海外調査 パキスタンの仏教遺跡発掘での大きな成果/法隆寺宝物館開館 保存と公開を両立する施設/他〉)/東京国立博物館のいま/コラム(独立行政法人化以降の特別展 日本の美術から世界の美術まで/教科書で見たあの作品に出会える! 東京国立博物館の収蔵品)/東京国立博物館 館内めぐり(本館/東洋館/表慶館/法隆寺宝物館/平成館/黒田記念館/構内マップ)

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読書メーターレビュー

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  • シフォン さん

    昨年、会期延長で何とか鑑賞することができた国宝展、本館の建物はいつ見ても風格のある佇まい。東洋館は正倉院をイメージした谷口吉郎の設計、法隆寺宝物館は息子の谷口吉生の設計、東洋館では、東洋の仏教美術の収蔵品の多さに驚き、法隆寺宝物館では、飛鳥時代や平安時代の品々が今でも存在していることに驚く。博物館の使命は、文化財の収集保管、展示公開、調査研究、日本文化の継承と発展に寄与すること。ゆっくり見たい。「くちなわ物語」の昭和初期の文化財の輸送や正倉院御物特別展やモナリザが来日したときの行列の絵など面白い。

  • きゅー さん

    今年2022年は東京国立博物館の創立150周年となっている。その150年の歴史を簡単にまとめたものが本書。写真が多用されビジュアル重視。今おこなれているイベントに連動して、軽く歴史をおさらいしたい場合にはちょうど良いかも。内容の量としては、トーハクのHPをじっくり見たほうが多そう。

  • 氷菓子 さん

    明治期の博覧会に出品された作品の寄贈や、公家、武家の旧蔵品を購入したものを収蔵したところから始まる。上野動物園も元は博物館の付属施設。関東大震災で国立科学博物館の前身の東京博物館が展示資料を失ったので、東京国立博物館は所蔵していた自然史資料9万点を譲渡し、それ以降は歴史・美術を中心とするようになった。本館入口は博物館・美術館の地図記号のモデルらしい。常設の他に、様々な特別展が開催されているが、過去最高の入場者数は昭和49年のモナ・リザ展の150万人。

  • Hisashi Tokunaga さん

    「博物館概論」を受講した際、東京国立博物館がまず国内の博物館の頂点だろうと思えたのが本書を読むきっかけに。学芸員資格の取得が結構多彩な科目からなっているのだが、実務としても見学者の視点からは見えない各種の日常業務からなっていることに気付かされた。本書でその歴史過程がさわりだけど解った。(以下蛇足)九州国立博物館の建設にあたり、九州財界が企業にその賛同を熱心に求め募金をしていたのを思い出す。(追記)初めての東博体験で感動したのは着物類の展示だった。「小袖 白綾地秋草模様」「縫箔 茶地百合御所車模様」が掲載。

  • まやま さん

    最近、月1回以上のペースで訪れている東京国立博物館(トーハク)なんだけど、まだまだ全ての展示を見切れない状態。先日東洋館に足を踏み入れ、アジアの古美術品の展示を見て、収蔵に至る歴史的経緯を知りたくて、トーハクに関する本を何冊か図書館で借りてきたうちの一冊。創立150周年を迎えた2022年発行で、歴史的あゆみを小中学生にもわかるような平易な文章で記述されており、写真や図版も多くてわかりやすかった。今度は、迎賓館も手がけた片山東熊の設計による表慶館も訪れたい。

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