101%のプライド 幻冬舎文庫

村田諒太

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344427327
ISBN 10 : 4344427327
フォーマット
出版社
発行年月
2018年04月
日本
追加情報
:
305p;16

内容詳細

疑惑の判定負けを乗り越え、見事、世界ミドル級王者に輝いた村田諒太。常に“定説”を疑い、自ら考えて導き出した理論に基づいて、人よりも1%多く努力を重ねる。その勝利哲学が、彼を日本人初の“金メダリスト世界王者”へと導いた。不登校だった中学時代、恩師との号泣秘話、さらに知られざるタイトルマッチの舞台裏まで収録した、文庫完全版。

目次 : 第1章 金メダル/ 第2章 ルーツ/ 第3章 恩師との出逢い/ 第4章 挫折と再起/ 第5章 家族と友/ 第6章 最強を求めて/ 最終章 プロ転向、そして世界ミドル級王者として

【著者紹介】
村田諒太 : 1986年、奈良県生まれ。中学時代にボクシングを始め、南京都高校時代に高校五冠を達成。2004年に東洋大学に進学、全日本選手権で優勝。12年、ロンドン五輪ボクシング・ミドル級で金メダルを獲得。13年にプロ転向。17年5月にWBA世界ミドル級王座決定戦で疑惑の判定負けを喫するが10月に再戦、見事にTKO勝ちを収めて、二十二年ぶりとなる日本人ミドル級王者に輝いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Y2K☮ さん

    プロ転向を聞いた時「何で?」と思った。汚い世界に弄ばれて人生を狂わされでもしたら、と。余計なお世話でした。あれはただ己に正直な選択だったのだ。世界王者になれたからという結果論ではなく、自分で悩み抜いて出した答えなら周囲が何を云おうとそれが一番正しいと再確認。素直で真っ直ぐだから不純な動機もブレも隠さない。ボクシングから何度も逃げた事実さえも。でも誤魔化さずに己の傲慢さ、だらしなさを認めるのはとても勇気の要る行為。それをできれば時は掛かっても確実に前に進める。未来をイメージした上で今できる努力を101%だ。

  • 荒野の狼 さん

    本書は2012年に発行された単行本に加筆修正し、新たに最終章を加えて2018年に出版されたもの。2022年のゴロフキン戦を経た、精神的に成熟した闘う哲学者のような現在の村田諒太は、単にボクサーという存在を超えたところに人生の目標をおいた高い精神性である。本書では、そこまでには、まだ至らないが向上心の高い青年であった村田の半生が語られている。

  • crr(月雄 さん

    ☆5 B 村田諒太の半生と世界王者になるまでの軌跡が書かれた本。村田の文章を読むと、理論的な思考をするボクサーであることがよくわかる。また人となりに嫌味がないから好感も持てる。挫折を繰り返しながらも、ボクシングや自らの人生と真剣に向き合う姿勢、そして恩師への想いに感動した。

  • おぎゃ さん

    同い年で地元も同じ大スター。サービス精神旺盛だし内省的でクレバーな人だと思った。出会っていたら友達になっていたかな?いや中学で金髪にしてたみたいだし無理かも。

  • 貴志 さん

    インタビューを見てとても知的なボクサーだと興味を持ちました。対戦相手に対する敬意など、とても気持ちの良いアスリートという印象を受けました。読書家でもあるようです。

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人物・団体紹介

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村田諒太

1986年1月12日生まれ。2012年のロンドンオリンピックでボクシング・日本人選手では48年ぶりとなる金メダルを獲得。一度は引退を表明したが、現役続行を宣言し、プロに転向。2017年にWBA世界ミドル級スーパー王者に上り詰める。層が厚く競争が激しい“黄金のミドル”と呼ばれるミドル級で、日本選手が世

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