体育がある 文研ブックランド

村中李衣

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784580824782
ISBN 10 : 4580824784
フォーマット
出版社
発行年月
2021年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
152p;22

内容詳細

わたしは体育がきらい。とび箱はとべないし、さかあがりもできない。ママはそんなわたしに、せっせと練習させる。ママはわたしのために、いっしょうけんめい。それはわかっているんだけど…。小学中級から。

【著者紹介】
村中李衣 : ノートルダム清心女子大学児童学科教授。絵本の読みあいを続けながら児童文学や絵本の創作に取り組む。日本児童文学者協会賞、野間児童文芸賞、坪田譲治文学賞などを受賞

長野ヒデ子 : 1941年愛媛県生まれ。絵本や紙芝居の創作。絵本『おかあさんがおかあさんになった日』(産経児童出版文化賞)、“せとうちたいこさん”シリーズ(日本絵本賞)や紙芝居など多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 杏子 さん

    体育や運動が苦手な子にオススメ。私も子どもの頃、体育が苦手で、運動会なんてのはもう……ってな具合。だから、あこちゃんの気持ちわかるわー。熱心すぎるお母さんにも引く。だから、おばあちゃんが来てホッとした。やりすぎはよくないねぇ。ページの下側にある4コママンガのような絵もかわいい。文章を補っていて、ちょうどいい。

  • うとうと さん

    あこは体育が苦手。ママはそんなあこを全力でサポートしてくれちゃう。そんなにがんばらないと、だめ…?/「体育がある」私も子どもの頃は何度も溜息混じりにつぶやいたなぁ。国語や算数のできなさ加減は公表されないのに、体育だけみんなに晒されるのはなんて不公平なんだろうと、あこちゃんと同じように思ってた。ばあばの登場、事件のおかげで、家族もあこちゃんも変わることができてよかった。ばあばの言葉が響く。「じぶんにまけなかったら、それでいい」

  • sazen さん

    なんという憂鬱な児童書。私ならこの本は子供たちには薦めない。これを児童書として出版した意図がわからない。頑張っている子供(しかも本人なりにしっかり結果を出している)に対して、言いたい放題、やりたい放題の毒親がメインなのだもの。主人公に自分ごととして感情移入できる子供がいればいるほど、毒親の生息率も高いというわけだよね。

  • ゆにす さん

    あこちゃん、わたしもそっくり。跳び箱、鉄棒、マット運動、かけっこ、みんなびりだったけど大人になって困っていることはない。劣等感だけが拭えない。勉強はちゃんとできたのに、全部何もかもできないとダメな子なのかなって泣きそうになった。おばあちゃんが素敵だった。

  • 家主 さん

    34B 4年生向けの本だが、自分にとっても良い話に感じた。親へのモヤモヤ感がよく伝わる。大怪我をしそうになるシーンは緊迫感もある。この話に登場する母は、他者と比べて娘を評価する癖がある。ばあばは、自分に勝てばそれでいいと言う。両者の対比がよくわかる。娘にとっては毎日他者と比べる思考の母に苦しめられているので、ばあばが来ることが大きな救いとなっている。先生はそんなに悪いようには思えない。題名もいろいろな読み取り方ができそうだ。「体育がある」という題名で、体育が嫌いなのかな、と思わせられるのはなぜだろう。

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人物・団体紹介

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村中李衣

1958年、山口県生まれ。児童文学者。『おねいちゃん』(理論社)で野間児童文芸賞、『チャーシューの月』(小峰書店)で日本児童文学者協会賞、『あららのはたけ』で坪田譲治文学賞、『こくん』(童心社)でJBBY賞を受賞。長年各所で絵本の読みあいを精力的に続けている

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