村上龍と坂本龍一 21世紀の EV.Cafe

村上龍 / 坂本龍一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784906700790
ISBN 10 : 4906700799
フォーマット
発行年月
2013年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
199p;19

内容詳細

21世紀に蘇った伝説の対談。村上龍、坂本一のふたりは現在の日本をどように俯瞰するのか!? 現盟友・浅田彰から、現MITメディアラボ所長の伊藤穰一、自民党・塩崎恭久まで各界論客を招いてスリリングな鼎談も、今回まとめて読むこができる話題の一冊!



【著者紹介】
村上龍 : 1952年長崎県生まれ。1976年「限りなく透明に近いブルー」でデビューし、文壇のみならず世に衝撃を与えた(第75回芥川賞受賞)。その後も『コインロッカー・ベイビーズ』など話題作を多数刊行。03年には、514の職業を紹介した「13歳のハローワーク」が125万部を超えるベストセラーに。「半島を出よ」(05年)では野間文芸賞と毎日出版文化賞、「共生虫」(00年)で谷崎潤一郎賞、「歌うクジラ」(10年)では毎日芸術賞を受賞

坂本龍一 : 1978年『千のナイフ』でソロデビュー。1984年、自ら出演し音楽を担当した『戦場のメリークリスマス』で英国アカデミー賞他を、映画『ラストエンペラー』の音楽でアカデミー賞、グラミー賞他受賞。1999年制作のオペラ『LIFE』以降、環境・平和問題に言及することも多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • キク さん

    坂本龍一と村上龍が、気になる専門家を呼んでの対談集第三弾。片田舎で育っていた僕は、このシリーズで初めて浅田彰、柄谷行人、吉本隆明、河合雅雄といった人達を知ったので、思い入れがある。出版は2013年だけど、その時点で「今回は免疫の人とか、ウイルス研究の人も絶対に呼びたい」という龍と、対談のなかで「病原菌を完全に駆除するという発想がおかしい。ヒトという種が絶滅しても、微生物は残る。あとは微生物に託す。我々に希望だ救いだってものが仮に必要だとすれば、それくらいかなと思う」という坂本の、時代への嗅覚にビビります。

  • キジネコ さん

    村上龍と坂本龍一というフィルターを通して聞く「地球の声」を咀嚼してみようと思います。読了が終わりではなく始まりだとケツを叩かれました。 視野にあったのに敢えて素通りしてきた数々のEV「俺たちはこういう風に考える。で キジは どう思うのよ?」と雑談に否応なく参加させられる様な親近感を二人に感じます。100%頷ける話ばかりではない、しかし揚げ足取りではなく、自分なりの見識を手に入れろ!行動を起こせ!それがオマエにとっても「死ぬまでに、できること。」だって、もう一人のオイラが言ってるのが聞こえました。有難う。

  • 冬佳彰 さん

    21世紀のEV.Cafe。村上龍さんと坂本龍一さんの二人対談と、各種業界人を呼んでの対談集。まあ今になると、「はー、この人、呼んじゃってんのね」的な対談もあるが、そんな感想は後知恵でしかないな。全部面白いが、やっぱり2012年、3.11後の対談かなあ。二人が語る「日本の気持ち悪さ」って本当にあるなあ(溜息)。イメージからすると村上さんのほうが情熱的で、坂本さんのほうが理知的って感じなんだが、対談を読むと、逆なんだね。そんなことグダグダ言ってる暇はねえんだよ!てな感じでガンガン行く。こういう人だったっけ?

  • V6_1800 さん

    日本という国はゆっくりと死につつある、というのは村上龍がエッセイや小説の中で指摘してきたことで、この本もそういった方向の対談で始まる。絶望的なのは、当時の対談の内容でさえ現在ではまだ楽観的に思えること。冒頭坂本龍一との対談で出てくる、「気持ち悪さ」の指摘は本当に共感するのだが、解決策はみつからない。

  • にゃおん さん

    あれっ? 最初の対談こそ2012年のものだけれど、後は1998年〜2000年のものなのね。ちょっとガッカリ。まぁ、15年前の対談で懸念していた未来のとおりに(いや、それより悪化)してしまっているという検証はできたけれど。

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