象の消滅 村上春樹短篇選集 1980‐1991

村上春樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784103534167
ISBN 10 : 4103534168
フォーマット
出版社
発行年月
2005年03月
日本
追加情報
:
19cm,426p

商品説明

ニューヨークが選んだ村上春樹の短篇集日本上陸!1993年knopf社で編集、出版された短篇選集『The Elephant Vanishes』は英語圏で好評を博し、ロング・セラーとなっている。その日本語版がついに刊行!英語版から著者みずから翻訳を試みた、新バージョンの「レーダーホーゼン」など初期短篇17作品。更にNew Yokerデビュー当時を振り返る書下ろしエッセイも収録した話題作。ニューヨーカーに選ばれ、世界で読まれ、日本に再上陸した初期短篇の数々。アメリカデビュー当時を語るエッセイなど話題満載の短篇集。「村上春樹はまずなにを読めばいい?」「短篇をいくつか読みたい。」そんなあなたへ贈る、ニューヨーカーが選んだ村上春樹の初期短篇集。

内容詳細

ニューヨークが選んだ村上春樹の初期短篇17篇。英語版と同じ作品構成で贈る。

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
2
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
短編集なのですが、コアな村上春樹ファンも...

投稿日:2021/04/09 (金)

短編集なのですが、コアな村上春樹ファンも納得のかなりマニアックなセレクトではないでしょうか。文句なしに面白い。

ゆめゆめゆめ さん | 福岡県 | 不明

0
★
★
★
★
★
初期(1980-1991)の短篇選集(選者はクノ...

投稿日:2012/10/05 (金)

初期(1980-1991)の短篇選集(選者はクノップフ社副社長兼編集次長 ゲイリー・L・フィスケットジョン)。”The Very Best of” や ”Greatest Hits” という形態の CD はしばしば、選考基準に首をかしげることがある。「これ」を入れるくらいだったら「あれ」だろ? みたいな感じで看板と中身の食い違いが気になるのだが本作は、見事なまでに次々とハートを打ち抜く17篇が収録されている。ふと思い立って目次を開き、その日の気分にふさわしい作品を読む。実に便利な一冊だ。

build2destroy さん | 不明 | 不明

0
★
★
★
★
☆
どれもとても読みやすく、何気ない日常が新...

投稿日:2011/02/08 (火)

どれもとても読みやすく、何気ない日常が新鮮に感じられるようになる。登場する食べ物がとても魅力的に描かれており、むしょうに食べたくなる。

FlowerOFChocolate さん | 富山県 | 不明

0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ヴェネツィア さん

    本書は元来はアメリカで編集され、出版された村上春樹の短篇集。その日本語版がこれ。全部で17篇の作品が収録されているが、短篇集の表題には自分ならどれを取るだろうか。迷うが、やはり"THE ELEPHANT VANISHES"が一番インパクトがあるだろうか。篇中では「ファミリー・アフェア」の「家事を分担してるんだ。彼女が洗濯して、僕が冗談を言う」なんかはアメリカン・ジョークの匂いがするし、「午後の最後の芝生」などには、レイモンド・カーヴァーみたいな趣きもある。村上春樹の小説は、本質的にグローバルなのだろう。

  • 優希 さん

    村上春樹の初期の短編集で、英語版と同じ構成の日本語版になります。これを読めばハルキ文学の初期の概要はつかめると思いました。何処かけだるくて不思議な日常の心地よさと軽い喪失感があります。他の村上作品につながる要素が沢山ちりばめられているのもいいですね。現実と半音階ずれたような日常が大人の寓話という雰囲気を醸し出しています。言葉や比喩といった豊かな表現も楽しめる作品でした。

  • キク さん

    アメリカで編纂された短編集の日本語版。「四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」が好きだ。もっと上手い短編や深い短編はあると思う。でもこの作品を若い頃に読んで、僕の人との出会いについての向き合い方が変わった。読者からの質問に春樹さんにが答える企画で「100パーセントの女性に出会ったことはありますか?」と聞かれた春樹さんが「多分ありません。でも、べつに100%じゃなくたっていいじゃないか、と思える女性には出会ったことがあります。それはそれで素敵なことです」と答えていた。うん、素敵だ

  • キク さん

    【パン屋再襲撃】元々の収録短編集では表題作だった名作。読み返して気付いたけど、マックを襲撃した新婚夫婦、法律事務所に勤める夫とデザインスクールに勤める妻になってて、「ねじまき鳥」の岡田夫妻の原型になってるんだな。若い頃の夫のパン屋襲撃による呪いを祓おうとする妻。若い頃に読んで、結婚ってとんでもないことなんだなと思ったことを覚えている。祓うべき呪いは、自分ではなかなか見つけられない。自分を思ってくれる誰かに見つけてもらう必要がある。それは結婚というものの大事な機能の一つだ。僕も確かに祓ってもらえた気がする。

  • sakap1173 さん

    1980年から1991年にかけての作品をアメリカの出版社がチョイスした17編の短編集。じっくり読んでみました。一番インパクトがあったのは「眠り」のラストかもしれません。 好きなのは「四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」かな。 村上さんの長編が読みたくなりますね。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

村上春樹

1949(昭和24)年、京都府生れ。早稲田大学文学部卒業。 1979年、『風の歌を聴け』でデビューを飾り、群像新人文学賞受賞。

プロフィール詳細へ

村上春樹に関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品