村上春樹を読み解く会

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短篇で読み解く村上春樹

村上春樹を読み解く会

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784865461367
ISBN 10 : 4865461361
フォーマット
出版社
発行年月
2016年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
127p;19

内容詳細

実は、村上春樹は短編がおもしろい。どの作品から読んでいいのかわからない初心者、「長編を読んだけれど難しくて挫折した」人にその魅力をわかりやすく解説する読書案内。ラブストーリーからファンタジー、ミステリー、ホラーなど多彩に展開する村上短編ワールドをより深く楽しめる。

目次 : 第1章 村上短編とは何か(村上短編ができるまで/ 長編の原点となっている ほか)/ 第2章 短編集を読み解く(中国行きのスロウ・ボート/ カンガルー日和 ほか)/ 第3章 そのほかの短編(夢で会いましょう/ 村上朝日堂超短篇小説―夜のくもざる ほか)/ 第4章 もっと深く読み解く(書き直しをした作品がある/ 作品に登場する“よく似た人物” ほか)

【著者紹介】
神山睦美 : 1947年生まれ、東京大学教養学部卒。文芸評論家、東進ハイスクール客員講師。2011年『小林秀雄の昭和』(思潮社)で第2回鮎川信夫賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 毒兎真暗ミサ【副長】 さん

    初期、村上短編集の考察集。まず各々一冊を通したコンセプトを紹介し、各話のテーマを明記していく……のだが、果たして。村上春樹の作品に【正解】なんてあるのだろうか。村上の描く主人公には共感性がなく、むしろ「共感してくれるな」というほど情報が乏しい。なのに「気にしてほしい」と愁波だけ流してくるから厄介極まりない。グルグルしている内にわけの分からない処に吐き出される。わけがわからないから、語りたくなる。レストランで男女が愛を囁くように、村上春樹を考察すること。そんな状況が成立すれば、十二分に春樹の勝利なのだろう。

  • aloha0307 さん

    春樹さん作品は、やはりこれまで長編一辺倒であった。短篇(本書にあるごとく、”短編”でなく)の既読は、直近の”女のいない男たち”とNHK語学講座で扱った作品のみ。長短にかかわらず、唯一無二の春樹さん空間が確かにあった。短篇もどんどん読みたいが、すでに多くの積読本...苦笑

  • aloha0307 さん

    どの短篇を読むかを拾い出すために再読 あの ノルウェイの森 の原型とも言える”蛍”から始めよう!^^

  • わんにゃん さん

    所々微妙なところもあるが、「村上の小説では、タクシーなどの車内が異界(深層意識の世界)、もしくは異界への入り口になっている」という指摘は面白かった。「テレビ」や「電話」も。

  • かか さん

    村上さんの短編は面白い。これには同感。 簡単なあらすじと簡単な感想、トピックスなど。あんまり面白くない感想だったので、自分で読み返してみたくなりました。書き直したバージョンの紹介は面白かったです。どっちも読んでるはずなのに、全然気づかず。

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