村上信夫(フランス料理)

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帝国ホテル厨房物語 私の履歴書 日経ビジネス人文庫

村上信夫(フランス料理)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784532192389
ISBN 10 : 4532192382
フォーマット
発行年月
2004年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,241p

内容詳細

60年余にわたり帝国ホテルの味を守り続けてきたフランス料理界の重鎮の自伝。東京オリンピック選手村食堂の料理長としての奮闘や、エリザベス女王ら賓客の思い出などをまじえながら、料理にかけた波乱の人生を振り返る。

目次 : 1 十二歳の旅立ち/ 2 元気な小僧、調理場に立つ/ 3 日本一の調理場へ/ 4 戦場のカレーライス/ 5 料理人として再出発/ 6 至高の味をパリで学ぶ/ 7 料理長は大忙し/ 8 帝国ホテルの味を守って/ 終わりに―夢持ち続けて

【著者紹介】
村上信夫 : 帝国ホテル料理顧問。1921年東京生まれ。12歳で浅草ブラジルコーヒーに入り、銀座つばさグリル、新橋第一ホテルなどを経て、1939年帝国ホテルの見習いとなる。その後パリの名門ホテル、リッツなどで腕を磨く。1958年帰国し、帝国ホテル新館料理長に就任。1964年の東京オリンピックでは選手村食堂の料理長として活躍。1970年取締役総料理長。1996年専務取締役総料理長を退任して現在にいたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Willie the Wildcat さん

    真摯な姿勢と、チャレンジ精神!原山氏、石渡氏、そして犬丸氏など、築く人脈と信用が、道を拓く。変革への取り組みも印象に残る。根底に後進育成と、フレンチへの強い思い。裾野を広げた功績。極意は、愛情、工夫、そして真心!一方、管理職就任時の心の葛藤。私自身の同様の過去の経験が脳裏に蘇る・・・。”時代”の観点では、出征前の師匠たちからの「餞別レシピ」。頑固一徹の諸先輩からの贈り物故に、一層心に響く。

  • たまきら さん

    書庫整理中。戦時中、金属を供出しなければいけないのに、銅鍋を隠しに行く。にっこり、したたかに。悪夢のような時代ですら、彼の筆にかかると笑いがある。自分がこの時代に生きていたら、どうだったろう。何度読んでもいろいろ味わい深い本です。

  • 松本直哉 さん

    村上信夫といえばNHK「きょうの料理」での名演を思い出す。明快な説明と人柄の明るさ、ソースの味見でぴたりと味が決まる瞬間カメラ目線のOKのポーズに大笑いした。作る料理は乳製品てんこ盛りで見るからに胃もたれしそうでとても真似して作る気にならないものばかりだったが。村上と城戸崎愛が戦後日本の洋食文化の水先案内人だった。ついでに成人病もはやらせてくれた。彼自身きょうの料理の本番中(当初は生放送)に痛風の発作に見舞われたことを述懐している。不遇な生い立ちにもめげずつねに前向きに明るく未来を切り開く姿がまぶしい。

  • aiken さん

    「きょうの料理」の村上シェフの自伝。料理人でありながら帝国ホテルのエラい人というのはどういう生き方をしたのだろうと思い読んでみた。戦前の暮らしから両親との別れ、料理修行、戦争、抜擢、留学、大仕事、出世という王道が書かれてあった。ただ、ご本人は語らないが、才能というのも大きく作用していたのだろう。凡人との差はやはり才能かと思うと同時に、才能があっても努力ややる気がないと世には出られないということもあらためて理解できた。忘れてしまっていたことが高密度で書かれてあり、昭和と今は何が違うのだろうと考えてしまった。

  • スプリント さん

    丸々としたふくよかな容姿が特徴的だった村上シェフの自伝です。幼少の頃に両親を結核で亡くされたり戦後しばらくシベリアで抑留をされていたりと苦難な前半生を歩まれていますが見事に料理人として大成し世界的にも有名なフレンチシェフとなりました。バイキングを考案したり、職場で慣習となっていた鉄拳制裁を排除したりと料理の世界に多大な功績を残した方の人生が軽妙な文章で綴られています。

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