JIN-仁-13 集英社文庫コミック版

村上もとか

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784086191661
ISBN 10 : 4086191660
フォーマット
出版社
発行年月
2011年07月
日本
シリーズ
:
追加情報
:
16cm,312p

内容詳細

1868年3月、幕府軍事取扱・勝海舟は開城を決断し江戸の町は戦火を逃れた。多くの歴史の選択の瞬間に関わり、なお戊辰戦争の混乱の中で治療を続ける仁。しかし、咲は倒れ、仁もまた頭痛に襲われる。果たして仁は現代に戻れるのか? 南方仁が江戸で暮らした6年間の全ての謎が解き明かされる、感動の完結巻!!

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読書メーターレビュー

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  • こも 零細企業営業 さん

    橘家の栄太郎は福沢諭吉の勧めで経済を学ぶ覚悟をする。上野で彰義隊討伐の戦いがあり、その負傷兵が仁友堂に治療を求めに来た、それを追いかける薩摩軍。それの裏で糸を引く三隅。それでも何とか彼等を殺させる事は免れるが、、その後、仁を暗殺して来た連中と栄太郎が相討ちとなり死亡。咲が負傷してしまう、仁の頭痛もどんどんひどくなり、三隅が暗殺者を放った際にかつて助けた少年兵だった長州藩の東が暗殺者の1人だった事で仁は助かるが、、現代にタイムスリップして現代医療の治療を受け、、、後は中々の結末。仁と咲は幸せになったそうな。

  • のりあき さん

    怒涛の最終章。権力欲に囚われた男の差し金により、死にゆく人々。幸せの絶頂から一転奈落の底へ。やるせない、残酷過ぎる展開だ。そして刺客に襲撃され、再びのタイムスリップ。そして第1話、あの場面へ戻るのだった。最後、混乱するも、納得のゆくエンディングに落ち着いた。輪廻転生を経てのもう一つの人生、仁は欲張りだなあ。

  • ミロリ さん

    最終巻だからハッピーエンドが待っているはずなのに、思っていたより残酷で哀しいことだらけで読むのが辛かったです。次々と大事な人が失われていくのは耐え難いです。刺客を送った三隅の前に、東修介の両脇に恭太郎さんと沖田が視えたときは鳥肌が立ちました。しかし最後まで東修介がややこしいトラブルメーカーにしか思えなかったです。最終回は本当に良かったです。現代に戻った南方先生も江戸に戻った南方先生も二人共ハッピーエンドでほっとしています。

  • もだんたいむす さん

    あぁー、なるほど、なるほど。結局、未来は軽く変わっているのね。★★★★★

  • コリエル さん

    完結。武士としての自分を殺し、新たな未来を見据えようとしていた恭太郎にあまりにも残酷な仕打ちよ。せっかく救った彼をまた失うことになるというのもひどい話だと思ったが、同様に仁先生の救った東修介が窮地を救ってくれるというのは熱かった。いやしかし、最後こんな風になるとは。変則的WヒロインだったんだなJIN。面白かった。

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人物・団体紹介

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村上もとか

1951年東京都生まれ。マンガ家。72年「燃えて走れ!」(『週刊少年ジャンプ』)でデビュー。82年「岳人列伝」で第6回講談社漫画賞、2011年「JIN―仁―」で第15回手塚治虫文化賞マンガ大賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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